生業と仕事の違い

徳間書店「プロ論。2」で、リリー・フランキーさんが、生業と仕事との違いについて触れています。

お友達に聞いた話とのこと。

農家の発想は、田んぼに稲を作り、農協に納めてお金をもらう、これは仕事ではなく、生業(なりわい)だ、と。

仕事というのは、あぜ道の草を抜いたり、まだ荒れているところを耕したり、すぐにはお金にならないことをやること。

つまり、先のことのために働くことだ、と。

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リリー・フランキーさんは、このように語っておられます。

『結局、いい仕事をしている人というのは、生業ではなく、仕事をしていた人だと思う。食うだけのことでみんなが疲れ、休んで寝ているときに、起きて”仕事”ができるか。無益の生産活動ができるか。周りに何を言われても、烏合の衆にならずに頑張れるか。自分もそういう人になりたいと思っています。』

生業は、生きるために誰もが持っていかなければならないこと。

でも、それだけに終わらない、「仕事」をしたいものです。

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企業の心を伝えよ What is the importance of corporate communication ?

【一年を思う者は稲を植え、十年を思う者は木を植え、百年を想う者は教育に心す】What is the importance of corporate communication ?

今日は終日、内閣府のテレビ撮影です(政府インターネットテレビ)。夜は、広報とキャリアに関する講演の打合せ。

昨日、2つの異なるホテルに出店している経営者の方に、二者の企業の大きな違いの話を聴きました。一社は「我々のホテルに出店して頂き、我々ができないサービスを提供して頂いて本当にありがとう」という姿勢。もう一社は「場所貸してやるよ」という姿勢。前者とは、気持ちのよい関係性を築くことができ、かつ売上も良いが、後者はどちらもだめ・・と嘆いておられました。

冒頭は、論語の言葉だそうです。書籍「企業の心を伝えろ 〜重視されるコーポレート・コミュニケーション〜」では、この論語の言葉を取りあげ、『企業(組織)のコミュニケーションは、経費ではなく、企業が存続するための ”投資” である』と述べています。

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組織にとっても個人にとっても、コミュニケーションとは、単なる情報伝達ではなく、そこに、その組織(あるいは個人)なりのメッセージを込め、相手にお届けする という気持ちでおこなうもの、と感じました。






予定をこなすだけで “仕事した” と勘違いしない

今日は、内閣府のテレビ撮影(政府広報)、東京都立高校で講義、FMラジオ出演です。

予定が詰まっているとき、自分に言い聞かせたい3か条。

1、”忙しい、忙しい” は 時間の使い方が下手と言っているようなもの
2、予定が詰まっていること = 有能 ではない
3、予定をこなすだけで “仕事した” と勘違いしない

写真は2013夏に行った沖縄。

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曇り空が続くと、青い空が見たくなります。

今日もいい日にしましょう!

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莫妄想(まくもうぞう)

友達のことがうらやましい。

同僚みたいになれたら・・・

など、人と自分とを比べることを、禅の世界では

莫妄想(まくもうぞう)

と呼び、戒めているそうです。

唐代の無業禅師(むごうぜんし)という方が、「妄想すること莫れ(なかれ)」という言葉をのこしたそう。

枡野俊明さんの著書「怒らない禅の作法」では、妄想することなく、自分のなすべきことに集中しなさい、と説いています。

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名刺と肩書きと自動振込みの“三点セット”に甘んじるリスク  ー授かった命を大切に

大学院で受講していた「アカデミック・イングリッシュ」の最終講義が昨日終わりました!複数の英会話学校のネイティブの先生が大学院へ出張授業してくれるというものです。私の最後の発言は、”We call Muttsuri-Sukebe in Japanese(日本語ではむっつりスケベと言います)“になってしまいました・・。

今回のアカデミック・イングリッシュは8人クラスで、昨晩参加したのは5人。毎週、院生が持ち寄ったテーマについて議論するという内容で、昨日は「同性同士の結婚」というテーマ。ネイティブの先生が「日本はコンビニに男性向け雑誌が平気で置かれ、そこらじゅうに性が氾濫していて関心はあるのに、同性同士の結婚や同性愛といった性の話題については議論しない。このギャップはなぜ?」とおっしゃったので、「本音では興味があるのに表面上は関心がないふりを装う」という意味での発言でした。全員に爆笑されました。

論文やプレゼンテーションを英語で難なくこなせる実力をつけたい、という目的で受けましたが、わかったことは「“英会話クラスに通っている”という安心感に甘んじていても、英語の現場力は上達しない」という現実でした。

これと似たようなことは、仕事でも起きていると感じます。「とりあえず」名刺を見せておけば相手も納得するし、それなりの肩書きと組織の看板さえあれば相手の信用も(一瞬)得られ、「とりあえず」勤めておけば、給与が毎月自動的に振り込まれ、生活はできる。でも「どこどこに勤めています」ということ=(イコール)「その組織で成果を発揮できています」ということではないですよね。自戒を込めて。

起業した人は別として、雇用された人は、属する組織の信頼性は、創業者とこれまで勤めてきた人が築き上げたものである、という謙虚な気持ちを持つことが必要と感じます。

写真は、「アカデミック・イングリッシュ」の最終講義を終えて、ささやかな祝杯をあげようかなとふらっと立ち寄った、大学キャンパス内のバー。

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1回目の来店時に学生証を出しておけばメンバー価格になり、2回目以降は顔も名前も憶えていてくれるというおもてなしが嬉しく(リピーターを大事にしてくれる店が好き)、大学院の講義の後、すぐそこにあるという利便性も良く、仕事と大学院で予定が詰まってしまっているその隙間時間を縫って、何回通ったことか。

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昨晩はセンター試験の前日ということもあり、お客が少なく、店で一人の客になってしまった。・・と思っていたら、フランス人男性2名が入ってきたのでホッと安心。バーテンダーの方に、ウィスキーやリキュールの様々な種類を教えて頂いたりして、くつろいだ密度の濃い時間を過ごしました。

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大人数の場で表面的な話をするより、一人で飲んだりマンツーマンで飲んだりする方が、自分自身とも人とも深い話ができていいな、と感じています。

「とりあえず」会社に行く、学校に行く、飲み会に行く、ではなく、せっかく授かった自分の大切な命を無駄使いしないよう、一日一日の時間を意識し、深い時間の過ごし方をしたいです。

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