『週刊朝日』2018年3月30日特大号の「東大合格者142人が回答 好きな有名人や漫画・アニメは?」という特集記事で、なぜか名前を挙げて頂いていました(有名人でもないのに・・・)。
「食品ロス」のワードで検索していて初めて気づきました。
どなたが回答してくださったのかわかりませんが、どうもありがとうございます。一番名前が多く挙がったのは、予備校講師でタレントの林修さんだそうです。
(著作権があるので、自分の名前が載っているところだけ紹介させていただきます)
【苦節二年】二年前、二つ目の社会人大学院の、二つ目の修士課程を終えて以来、仕事しながら先生の親身な指導を毎月受け、細々と書き続けていた英語論文。今日ようやく国際誌に投稿することができました。全国講演のたびにその土地土地で余剰食品の調査をさせて頂いたデータ(n=170)を元に提言したものです。ご協力いただいたみなさま、お忙しい中、ありがとうございました!ようやくスタート地点に立つことができました。レフェリーから何べん戻されるかわからないけど、掲載されるまで頑張るさー(写真は2年前の3月、謝恩会で)Submitted a paper to an English-language journal, it took two years
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2016年11月18日からの国際学会(Food and Society)発表に備え、16日の夜中に羽田を出て、17日の早朝、クアラルンプールに入りました。
朝早く着いたので、チェックインまでゆったり待機できるフロアがホテルにあるのはとてもありがたかったです。(Traders hotel)
国際学会Food & Society での発表時刻は、11月19日16時(日本時間17時)に決まりました。
18日のレセプション会場は、なんと!ゴルフ場でした。
そして、11月19日。
今月重版となった新著『賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか』(幻冬舎新書)を元に、”Possible Countermeasures to reduce food loss in Japan” と題して、日本の事業者と生活者の双方で食品ロスを減らす具体策について提言しました。
質疑応答は、2名の登壇者まとめておこないました。
発表20分、質疑応答10分。
プレゼンは、事前に何十回も練習しました。
前の登壇者3名は、原稿を読む形でしたが、私は(日本語でも同じですが) 原稿を読むのは、聴講者に伝わる度合いが薄まると思っているので、原稿は暗記します。
が、、、、
出たとこ勝負の質疑応答の内容が難しい!
2件、質問を頂きました。
1件は、「カンボジアでは、フィッシュペーストの品質を保ちながら流通させるのに政府が関与した。食品ロスは、先進国だけでなく、途上国でも発生しているということだが、政府が関係していくためにはどうしたらよいか」といった趣旨でした。
もう1件は、「シンガポールでは、食べ残った食品を、水や土壌に変えて使っている。日本でも同様の事例はあるか」でした。
日本語で説明するのも難しい部分がありますので、それが英語になればなおさらです。
伝えるためのツールである英語ですが、いつまで経ってもコンプレックスと闘う感じです。
終了後、マレーシアの新聞社Starが取材してくれました。
夜はフランス大使公邸でのディナーへ行きました。
フランスから三つ星シェフも来ていました。
上品なフィンガーフードがメインでした。ただ、話す時間のほうが多く、ほとんど食べられませんでした。
フランスから空輸したワインも多数あったようです。
英語の発表に関しては、今後の課題として「質疑応答に臨機応変に答える」という宿題ができました。
外資系企業のときから感じていたことですが、母国語が英語の人は、非英語圏の人を見るとき、表面的な英語力で判断する人と中身(人間性)を観る人とがいるように感じます。
英語が堪能な人はそんなこと感じないのでしょうが、、、
今回の機会を作ってくださった、東京大学農学生命科学研究科の准教授、荒木徹也先生に感謝いたします。
Gave a presentation on “Possible Countermeasures to reduce food loss in Japan ” at the International Conference “Food and Society 2016” in Malaysia
http://www.food-and-society.com
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東京大学 荒木徹也研究室の公式サイトで、新著『賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか』の書評を載せて頂きました。