味の素AGF株式会社、家庭用製品約9割の賞味期限を2017年度中に「年月日」から「年月」表示へ

味の素AGF株式会社(AGF)が、賞味期限9ヶ月以上の製品162品目を、年月日表示から年月表示にし、賞味期間を延長するそうです。7月1日から実施中で、今年度中に9割実施、2018年度中に10割実施、食品ロス削減と物流効率化を目指すそうです(サンケイビズより)。

ちなみに日本の法律上は、賞味期間が3ヶ月以上あれば、賞味期限の日付表示を省略できます。日付が入っていると、たとえば「2017年8月17日」とあれば、翌日8月18日には「廃棄物」として処分されることになってしまうのです。とはいえ、2017.8.17と表示してあったものは、2017.8とは表示されません。半端な日にちは切り捨てされ「2017.7」と表示されます(31日など月末表示だったものは月末表示に)。「じゃあ食品ロスが増えるじゃないか!」となりますよね。そこで、企業としては、賞味期限表示の年月日表示から年月表示への移行をおこなうと同時に、賞味期限延長を進めていくのが必須なのです。

私が日本ケロッグ勤務時代、東京オペラシティビルの36階にオフィスがあった時期があるので、40階のAGFさんには時々遊びにいき、一緒にたまごやのランチを食べていました。味の素(株)本社も、同様の表示移行を実施しています。

家庭用製品約9割の賞味期限を2017年度中に「年月日」から「年月」表示へ




<偽装豆腐>という間違いだらけの指摘にこそ注意!(松永和紀さんの記事)

科学ジャーナリスト、松永和紀さんの記事です。

管理栄養士の方が書かれた偽装豆腐の記事を、多くの方がそのまま鵜呑みにしてFacebookやTwitterで拡散し、それをメディアゴンが取り上げ、Yahoo!までもが取りあげましたが、事実誤認に気づいたのか、メディアゴンもYahoo!も、その後、記事を削除しています。専門家のきちんとした発信である松永和紀さんのこの記事こそ拡がって欲しい。

<偽装豆腐>という間違いだらけの指摘にこそ注意!

賞味期限・消費期限に関するアンケート調査結果(20〜88歳男女3875名対象)

2017年8月9日付日経MJ11面に、調査会社インターワイヤードのアンケート結果が載っています。賞味期限と消費期限の違いを理解している人は3875名のうち、89%にのぼり、「ほとんどが理解している」とのこと。また、期限が切れても食べる人は8割以上にのぼるという結果が得られています。このようなアンケートがおこなわれること、歓迎です。ありがとうございます。

この記事を見ると、「みんなわかっている」と思われるかもしれませんが、このような賞味期限のアンケートに協力すること自体、食品の表示に関心の高い層であり、バイアス(偏り)がゼロではないと思います。実際、昨日、東京都の教員87名の研修で、賞味期限と消費期限の違いを問うたところ、教員全員が理解はしていませんでした。

また、なぜ期限切れを食べるかといえば、自分のお金を出して買ったからではないでしょうか。対象者の方たちが、はたしてスーパーやコンビニエンスストアで賞味期限が迫っているものを選んで買っているかというと、店の物=他人の物 なので、古いものは選ばず、期限の新しいものを選ぶ傾向があるのでは・・・と思われます。自分でお金を出して買えば、それは「もったいない」から食べるでしょう。一方、お店にあるものは、他人のものですから、関係ない。あえて賞味期限接近のものを買うのは、割引になっているからではないでしょうか。

賞味期限・消費期限の調査結果(インターワイヤード)

派閥について

小さい頃から、親の転勤について、北海道から九州まで転々と暮らしました。小学校3つめのとき、リーダー役の女子とその仲間たちが一丸となり、言葉が違うという理由でいじめを受けました。転校転校また転校。教科書も遊び方も食べ物も気候も言葉も制服も全部違う。人と違って当たり前の世界で生きてきました。今でも派閥を組むこと、徒党を組むこと、そういう世界に身を置くことが好きではありません。対決することに時間(=命)を使うくらいなら自分のやることに邁進したい。いろんな種類の組織からいろんな人が集まる場を創ることができると充実感を覚えます。人と違って当たり前なのに「同じ(であるべき)」という前提に立つから、違う意見の相手が許せない。「違って当然」と思えば、他者に対してすこし寛容になれるのではと思います。

下記の記事(「ちがう意見=敵」と思ってしまう日本人・・・」)は 、クロスメディアコミュニケーション代表取締役の雨宮和弘さん クロスメディアコミュニケーション がシェアされていたののシェアです。雨宮さんの投稿より引用(雨宮さんありがとうございます)→『昔私がいた組織は「建設的対立」といって同じ目標達成する仲間だからこそ違う意見をぶつけて検証し合うという文化がありました。それは社長や役員に対しても同様です。却ってお互いに信頼感が醸成され、とても気持ちよくプロジェクトを行うことができました。役割と人格は違うのです。』

「ちがう意見=敵」と思ってしまう日本人には、議論をする技術が必要だ。

りそな銀行と「お金」と「食べ物」のもったいないを考える企画

りそな銀行と、「お金」と「食べ物」のもったいないを考える企画がスタートしました。全部で6回です。

初回の今日は、対談から始まりました。

次回以降は、連載コラムです。

46歳で亡くなった父は、りそな銀行の前身に勤めていました。亡くなったときには高知支店の支店長でした。

今回の仕事でお声がけいただいたこと、ご縁を感じます。

りそな銀行との企画