「AI搭載のドローン」で食品ロスを削減!スタートアップ大国・イスラエルの注目5社 パル通信(46)と『土を育てる』(ゲイブ・ブラウン著、服部雄一郎訳、NHK出版)

今日のニュースレター「パル通信」46号では食品ロス削減を目指すイスラエルのスタートアップ企業5社を紹介しています。農業大国イスラエルならではの特徴があります。そして「今日の書籍」コーナーは、『ゼロ・ウェイスト・ホーム』を翻訳した服部雄一郎 さんの新しい翻訳書『土を育てる』(ゲイブ・ブラウン著、NHK出版)。さすが服部さんの翻訳、著者がそこで語りかけているような印象。300ページ近くある本ですが、とても読みやすいです。土壌の再生、自然への敬意、資本主義との関わり、ここ数年注目を浴びている「リジェネラティブ農業」について書かれているのはもちろん、農家である著者の格闘や紆余曲折をまじえた半生、読みごたえあります。もし自分が同じ状況だったらあきらめていただろうな・・・・服部さんは、この翻訳本に加え、あと2冊を同時期に手がけていたそうで、頭が下がります。ほかの2冊も楽しみにしていますね!
https://iderumi.theletter.jp/posts/2ad213e0-d948-11ec-a3b7-339acb16387c

食品ロス問題で忘れがちな「リデュース」 捨てないパン屋から考えよう

今年の読書感想文、第68回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書に選ばれた拙著『捨てないパン屋の挑戦 しあわせのレシピ』(あかね書房)。捨てないパン屋の田村さんを取材して書いたノンフィクションです。田村さんに関する記事を今月の「エシカルはおいしい!!」に書きました。

https://www.ethicalfood.online/2022/05/200859.html

食品ロス国際会議2022、キーワードは「食料危機」と「賞味期限」 パル通信(45)

2022年5月10〜12日、米国ミネソタ州ミネアポリスで「食品ロス解決サミット2022」(2022 Food Waste Solutions Summit)が開催されました。その中でも注目ポイントはどの点だったでしょうか。
賞味期限表示が食品廃棄につながる食品価格が6%上昇、食料危機で食品ロス削減の重要性すべてを使い切り、循環型にフォーカス世界の食料システムは温室効果ガス排出量の3分の1
https://iderumi.theletter.jp/posts/66337170-d495-11ec-9371-4bcf9cb6615b

捨てられるパイナップルの芯や皮から食品包装の新素材開発 葉は服に 農家の収入源にも

スペインのアリカンテ大学(University of Alicante)分析化学・栄養・食品科学(Department of Analytical Chemistry, Nutrition and Food Sciences)の研究者チームは、パイナップルの芯や皮など、通常、捨てられる部分を活用し、抗酸化作用のある新素材を開発した。この素材は、容器包装として使うことができ、食品の酸化を防いで、保存する食品の保存期間を延長することができる。

https://news.yahoo.co.jp/byline/iderumi/20220513-00295815

「世界を変えるアイデア2022」で優勝!食品ロス削減システム「EIDOS」とは?パル通信(44)

食品ロス削減に関連する商品やサービスの市場規模は、2022年に626億ドル(約8.1兆円)に達し、10年後にはこの2倍に膨らむと予測されています。そんな中、カリフォルニアで「EIDOS」という食品ロス削減システムが設計され、「世界を変えるアイディアアワード2022」の学生部門で優勝しました。今回は、このニュースについて説明します。
https://iderumi.theletter.jp/posts/381a8970-cfd4-11ec-98f0-037e896d6a25