2015年7月24日 奈良女子大学で「偶然をチャンスに変える!自分の働き方に出逢うには」講演

本日、学部時代の母校、奈良女子大学(奈良県奈良市)で、キャリア講演「偶然をチャンスに変える!自分の働き方に出逢うには」を開催していただきます。Give a lecture on my career path at Nara Women’s University ( this afternoon )

母校での講演は今回3回目です(2010年 機能性食品、2012年 キャリア)。ポスドク(ポストドクター)と博士後期課程の大学院生へ向けた内容ですが、学外から、男性でも、年代問わず、どなたでもいらして頂けます。ぜひどうぞ。指導教員だった名誉教授の先生や同期10名(学科の半数!)が集まってくれるので楽しみです。

会場は当初のD119教室から、広い教室(D棟 D120教室)に変更しました。直接、会場にいらしてください。奈良女子大学正門に大きな看板が掲示してあります。
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余談ですが、大学のすぐ近くの喫茶「ちちろ」には、河瀬直美監督の映画「もがりの森」で主演を演じた うだしげきさんがいらっしゃいます。2006〜2007年頃通ってた店です。昨日、啓林堂書店トークショーサイン会の前に行ってきました。

http://cdpd.nara-wu.ac.jp/seminar150724/

  日 時: 平成27年7月24日(金)
  講 師: 井出留美 (株式会社office 3.11 代表取締役 )
  奈良女子大学 食物学科OG。卒業後、ライオン(株)研究所、
  青年海外協力隊フィリピン食品加工隊員、日本ケロッグ広報室長、
  セカンドハーベスト・ジャパン広報室長などを経て独立。博士(栄養学)
  内 容:
  13:00‐「偶然をチャンスに変える!自分の働き方に出逢うには」
  14:40‐ ディスカッション「グローバル社会と女性の専門性」
  16:20‐ OG井出さんを囲む会
  場 所: 奈良女子大学 D棟 D120教室
  主 催: 男女共同参画推進機構 キャリア開発支援本部
  共 催: 大学院社会生活環境学専攻 / 生活環境学部

井出さんポスター(20150724)_ページ_1

http://cdpd.nara-wu.ac.jp/seminar150724/




啓林堂書店 奈良店で拙著「一生太らない生き方 普通に食べてスリムになる方法」トークショーとサイン会

株式会社啓林堂書店さん、ぴあ株式会社さん、奈良女子大学の方のお陰で企画していただき、拙著「一生太らない生き方 普通に食べてスリムになる方法」のトークショーとサイン会を啓林堂書店奈良店で開催して頂きました。

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なんと!日本ケロッグ広報室長として勤務時代、私が「トニーのしっぽ(キャラクターの虎、トニー・ザ・タイガーのしっぽを模した携帯ストラップ)」をお送りした男性がトークショーとサイン会に参加して下さいました。交流があったのとSNSで繋がっていたので、私が会社を辞めてすぐFacebook友達になりましたが、4年以上経つ今でも「トニーのしっぽ」を袋に入れたまま大切に持っていらして、大変感激しました。ありがとうございました。

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また、24日に開催される奈良女子大学での講演に来られないからということで、大学時代の同期も、仕事終わって駆けつけてくれました。

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他にも「息子が一人暮らしで、脂肪肝になってしまい、どうしてよいのか本当に困っている」「糖質制限が世の中で言われているが、自分は糖質大好きなので、どうしたらよいのか聞きたい」など、熱心な方が聴きに来て下さいました。

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啓林堂書店店舗営業本部で企画当初からやり取りさせて頂いた西田大栄さん、奈良女子大学の男女共同推進機構のKさん、ぴあ株式会社のHさん、株式会社啓林堂書店のみなさん、ありがとうございました!

http://www.books-keirindo.co.jp/blog/top/post_236.html

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愛知県津島市立西小学校にいらした堀田貴代美先生へ、感謝を込めて

小学校5年のとき、いじめを受けた話を書いた。
今朝、当時書いていた「作文ノート」を見つけた。
担任の若い女性の先生が赤字で丁寧に書いてくれていたコメントが沢山あった。
Message of thanks to the teacher of elementary school days
改めて読み返してみると、
先生が、私のことをよく観察し、励ましたり褒めたりしてくれていたことがわかる。

自転車を買ってもらった作文に対して
「先生が今、乗っている自転車は、小学校の時に買ってもらったものです。大事に使えば、いつまでも使えます。大事に乗ってね。」

裁縫の作文に対して
「先生もあまりじょうずではないので、留美さんを見習ってがんばろうかな。」

休日、家族4人で木曽川へ出かけたことに対して
「津島に来て、さっそくいい所を見つけてくれて、ありがとう。この辺もなかなかいい所でしょ。仲よく、がんばっていこうね。」

自分で考えた料理の作文に対して
「留美さんは、クラブは料理クラブでしたね。またがんばってね。」

小刀でえんぴつけずりをした作文について
「とても、いいことですね。クラスのみんなにも教えてあげたいね。先生の鉛筆も、今度けずってください。」

「三学期が始まりました。この西小へ転校してから、一学期がすぎましたね。いろいろ思い出ができましたか。短い三学期だけれど、悔いのないように、いっしょうけんめい、やろうね。」

学習発表展覧会に対して
「展覧会を開くまでに、みんな実に大変な苦労をしましたね。でもそれらが全て集まって、一つの作品ができあがった時の喜びは、大きなものでしたね。やりがいのあることというものを、展覧会を開いて、みんなけいけんしたと思います。じっくりやって、いいものを作る。いつもそんなふうにしていきたいと思います。」

社宅の前にゴミがよく落ちているという作文に対して
「(留美さんの)家の横の通りは、人や車がよく通るので、中にはそういうことをしていく人もいるのでしょうね。私達だけでも、そういうことはしないようにしていきましょうね。」

自転車と車が衝突した事故現場を見た作文に対して
「(留美さんの)家のそばは、いろいろなことがあるんだねぇ。留美さんもよく自転車に乗るようだから、自動車にはよく気をつけてね。」

ピアノを習っているという作文に対して
「ピアノの先生になったら、ぜひ教えてもらいないなあ。」

誕生日が3月なので4月生まれがうらやましい、という作文に対して
「先生は、4月生まれだから、3月生まれの人がいつまでも若くてうらやましいと思っているんだよ。きっと、(留美さんは)はやく大人になりたいんだね。」

「西小学校での5年生の間に、いろいろ思い出ができただろうか。
あなたのがんばりは、だれにも負けていませんよ。
六年生としてのこの一年を、思い出多いものにするよう、がんばろう。」

先生に御礼が言いたいけど
もうお会いすることはできないのかな。
愛知県津島市立西小学校にいらした堀田貴代美先生です。
先生が愛情を持って接してくださったおかげで
いじめを乗り越え、
こうして社会人になることができました。
ありがとうございました。

堀田貴代美先生より




奈良へ

奈良へ向かっています。

23日18:30より、啓林堂書店奈良店さんで、拙著「一生太らない生き方」のトークショーとサイン会。

24日13時より、奈良女子大学で、キャリア講演「自分の働き方に出逢うには」。

転勤族の子どもとして育った私にとって、奈良は、生まれて初めて、自分で「住む」と決めて選んだ土地です。

自分の原点にかえる気持ちです。




東芝の件

東芝の件。
Heads roll at Toshiba as scandal claims top brass
http://bit.ly/1gN30wq

今回の件が明るみに出たのは内部からの通達だと言う。
「過大な目標数値」と「逆らえない企業風土」。
おそらく、日本社会の中では氷山の一角だと思う。

私が外資系企業で過ごした14年半は、概ね居心地のいいものだった。
2つのトクホ(特定保健用食品)の申請や認可に関わることができた(写真:オールブラン・ブランフレークでトクホを取得し、営業会議で発表した)。
実践的な英語を学ぶ機会を与えてもらった。
お客様対応を5年間兼務し、全国の5歳から80代までの幅広い人の生の声を聴く機会を得ることができた。
仕事をしながら大学と大学院に6年間も通い、栄養学を学ぶ機会を与えてもらった。
臨床試験で自社製品を使い、腸内環境と皮膚に与える影響を論文にした。
それをプレスリリースで発表し、メディアの露出を獲得し、売上に繋げた。
海外でのグローバルな会議に何度も出させてもらった。
会社で一名の広報と栄養の担当として活動することができた。
「広報室ニュースレター」を11年間配信することができた(合計1305号)。
営業部や工場など、現場で格闘する社員たちと過ごすのは心地よかった。

転校生として育ってきた私は、そもそも同じ場所に10年居たことがなかった。
「そんなに動くって、お父さんサーカス?」と聞かれたこともあった。
自分は根っからの風来坊で、同じ場所に居られない人間なのではと危惧した。
勤続10年を迎えたとき、「自分も10年ひとつ所に居られる体だったんだ」と安堵した。

でも、会社にいて疑問に思うことはあった。
KPI(Key Performance Index)として
「対前年比」で今年度の業績を評価することである。
多くの企業で「対前年比」を使っていると思う。
それが適切な場合もあるし、傾向を示すマーカーにはなる。
だが、自分の(自社の)努力でどうにもならないこともある。
社会の時流にのって今年爆発的に売れれば、翌年は厳しくなる。
競合会社の調子がよく、その恩恵を受けることもある。
天候が悪く、予想を下回ることもある。
個人に向けての言葉で、よく「変えられないことを悩むな、(自分に)変えられることに取り組め」というのがある。
天候も経済状況も、自社の努力だけではどうにもならない。
なのに、なぜそれらに左右される「対前年比」を事業の指標として使うのだろう。
なぜ「たまたま」の数字に、我々が右往左往しなければならないのだろう。

もう一つ
広報の成果を示す「広告換算」。
「もし広告でこれを出したらいくらかかる」を算出するものである。
あれも一つの参考にはなるが、
マーカーの一つに過ぎない。
メディア露出だけは多いが、自社の真の目標に繋がらないケースもある。

数字はグローバルで通用するので便利である。
だが数字の奴隷になるのは危険である。
数字だけで表わせないものもある。
優秀な経営者は、数字を見るのはもちろん、数字で見えない部分も観ていると感じる。

厚生労働省が発表しているホームレス調査。
年々減って、現在、全国で7,000数名という。
本当にこれだけだろうか。
調査する人たちの就業時間中の日中、生活困窮者の人たちはネットカフェや知人宅など人目のつかないところに潜んでいるから算出できないだけではないのか。
確かに、減っている側面もある。だが
見えない貧困を反映している数字だろうか。

国民健康・栄養調査。
ビタミンB群やCの摂取量は、調理による損失を考慮していない。そこまでの算出は難しい。だから、あくまで見かけ上の数字として使うしかない。

数字は便利。
数字はエビデンスとなる。
だが、人間が数字の奴隷になるのはおかしい。

「チャレンジ」は、必ず達成できるものではないから「チャレンジ」と言う。
英語の”Challenge”は、「挑戦」という意味とともに、「決闘」「抗議」「異議申し立て」などの意味を持つ。
必ず勝つとは限らない。
「必ず(100%)達成せよ」と部下に対してプレッシャーをかけるのは、「チャレンジ」という言葉の真の意味を理解していないと思う。

最近、非公開のイベントへ、一人ずつ声をかける経験をした。
気持ちよかった。
Facebookでは「イベント」のお知らせを大量にいただく。
有難いことだが、大量過ぎて、すべてを読むことができにくい。
4〜5年間ほとんど交流がない方からの招待や、とても行くことができづらい設定(場所や日時)だと、「たぶん、これは本気で心の底から自分に来て欲しいと思っているわけではないのかな」と感じてしまう。
「イベント、何百人参加!」というのは、結果を数字で表わすのにはいいかもしれないが、ひとり一人の顔を丁寧に見るのが難しい面もあると思う。

数字は大事。
だが、数字では見えないところも大事。

(画像がひっくりかえってしまった)
Iderumi_Kellogg_FOSHU