『ゆっくり、いそげ』より『「お店にチラシを置いてもらいたい」への答え』

クルミドコーヒー店主の影山知明さんが、ご著書『ゆっくり、いそげ』で「店にチラシを置いてもらいたい」問い合わせについて書かれていた。店をやっているとよく受ける問い合わせに「チラシを置いてもらえないか」「店でイベントをやらせてもらえないか」というのがあり、残念ながら、一方的なものも多い、と。

ここ最近、似たようなことを立て続けに経験していたので、このページは特に心に沁み入った。

「これについて教えてください」
「これを拡散してください」
「この出典を教えてください」
「わたしを推薦してください」
「あなたに関心ある人がいるので一緒に食事してください」
「上京するのでこの日に会ってください」
・・・

影山さんは、店を「利用」しようとする問い合わせは、先方にとってそうすることの意味は分かる。としても、店にとっての意味は「?」と書いている。そういう時にはお金で・・となるが、こういうやり取りは疲れるし、お金以外の何かを生んでくれないことが多いのだと。

本当にそうだ。あなたにとって利益になるのはわかるけど、相手にとってはどうなのよ。相手の立場や時間の大切さまで慮ることのできる人なら、こういう一方的な頼みごとはしてこないと思う。

と書いておけば、こういう一方的な頼みごとは減るかしら。(読んでないよね、そういう人は、きっと)

とかなんとか書いておきながら、自分も無意識にこういうことをやらかしているんだろうから、ほんと気をつけないと・・・人の悪い面が見える時には自分も同じ面を持ってるって言いますからね。。(怖)

2018.2.14. 書籍『KANBUTSU -DRYでPEACEな革命』出版

サカイ 優佳子 (Yukako Sakai)さんと田平 恵美 (Emi Tabira)さんのDRYandPEACEを始め、自由大学の人気講義「乾物のある生活」から企画された書籍『KANBUTSU -DRYでPEACEな革命』出版のクラウドファンディングに参加しました。乾物の本と干しザル、スライサーを贈っていただきました!サカイさん、田平さん、チームのみなさん、ありがとうございました。書籍は2月14日に正式発売となりました。私の名前も本の奥付に入れて下さっています。

出張や講演や原稿執筆が続いていて、なかなか使うことができなかったのですが、日曜日は天気が良かったので、干し芋を作ってみました。冷蔵庫で眠っていた、いただきもののさつま芋を蒸して切って干す。乾物にすることで、野菜や果物など、日持ちしない生鮮食品は、賞味期間が長くなり、食品ロスを減らすことにも貢献します。最近、お気に入りの乾物料理は、切り干し大根のごま油&甘酢漬けです。水で戻した切り干し大根の水気をきつく絞り、ポン酢とごま油でナムル風にします。歯ごたえがあり、美味しくいただけます。

DRYandPEACEの公式サイトはこちら

DRYandPEACE

食べきれない料理を持ち帰って「食品ロス」削減に貢献

『ホットペッパーグルメ』と横浜市の共同企画。

食べきれない料理を持ち帰り、食品ロス削減に貢献しよう、という趣旨。

横浜市は、何度か講演に呼んでいただいています。今も消費者向け講座など、熱心に行なっていらっしゃいます。行政のうち、食品安全の部門(保健所など)は、どうしてもリスクを考慮して、持ち帰りに対して、いい顔をしないと聞いています(食品ロス削減に熱心な自治体でも)。

行政が、このような取り組みを行なうのはいいですね。

全国の自治体も参考にしていただきたいです。

食べきれない料理を持ち帰って「食品ロス」削減に貢献

社内で慣例の義理チョコやめ、子ども食堂に寄付 明治安田生命の川越支社、社会貢献に振り替え

素晴らしい取り組み。これまでも人知れず同様の寄付をしてきた企業や個人はいると思うが、Yahoo!トピックスに取り上げられるようになったこと自体、社会の機運が変わってきたのを感じる。チョコレートを受け取った男性の3割程度が自分では食べていないという民間の調査結果もある。バレンタインのような季節商品は、当日売り切れないと見切り(値下げ)販売し、それでも売れ残れば返品か廃棄になる。恵方巻やうなぎなど、日持ちのしないものであれば廃棄かリサイクルになってしまう。カカオの資源も枯渇しており、国際カカオ財団と21企業は、カカオ原産国の熱帯雨林を保護するため恊働を始めた。カカオ農家は、世界銀行の定める絶対貧困の定義未満で暮らしている例もある。国連「持続可能な開発目標(SDGs)」の理念にあるように、先進国だけ良ければいいという考え方ではなく、途上国のことも配慮し、「誰一人取り残さない」社会にしていきたい。

埼玉新聞の記事がYahoo!トピックスに取り上げられました。2018年2月14日付

社内で慣例の義理チョコやめ、子ども食堂に寄付 明治安田生命の川越支社、社会貢献に振り替え

大いなる無駄「バレンタインデー」日本はいつまで続けるのか

林修さんのこの言葉に共感します。→「『母の日』だから電話するのではなく、毎日親孝行しているから、『母の日』には大騒ぎしなくていいような日々を送ることこそ、真の『イベント』だと僕は考えています」

大いなる無駄「バレンタインデー」日本はいつまで続けるのか