社内で慣例の義理チョコやめ、子ども食堂に寄付 明治安田生命の川越支社、社会貢献に振り替え

素晴らしい取り組み。これまでも人知れず同様の寄付をしてきた企業や個人はいると思うが、Yahoo!トピックスに取り上げられるようになったこと自体、社会の機運が変わってきたのを感じる。チョコレートを受け取った男性の3割程度が自分では食べていないという民間の調査結果もある。バレンタインのような季節商品は、当日売り切れないと見切り(値下げ)販売し、それでも売れ残れば返品か廃棄になる。恵方巻やうなぎなど、日持ちのしないものであれば廃棄かリサイクルになってしまう。カカオの資源も枯渇しており、国際カカオ財団と21企業は、カカオ原産国の熱帯雨林を保護するため恊働を始めた。カカオ農家は、世界銀行の定める絶対貧困の定義未満で暮らしている例もある。国連「持続可能な開発目標(SDGs)」の理念にあるように、先進国だけ良ければいいという考え方ではなく、途上国のことも配慮し、「誰一人取り残さない」社会にしていきたい。

埼玉新聞の記事がYahoo!トピックスに取り上げられました。2018年2月14日付

社内で慣例の義理チョコやめ、子ども食堂に寄付 明治安田生命の川越支社、社会貢献に振り替え