『ゆっくり、いそげ』より『「お店にチラシを置いてもらいたい」への答え』

クルミドコーヒー店主の影山知明さんが、ご著書『ゆっくり、いそげ』で「店にチラシを置いてもらいたい」問い合わせについて書かれていた。店をやっているとよく受ける問い合わせに「チラシを置いてもらえないか」「店でイベントをやらせてもらえないか」というのがあり、残念ながら、一方的なものも多い、と。

ここ最近、似たようなことを立て続けに経験していたので、このページは特に心に沁み入った。

「これについて教えてください」
「これを拡散してください」
「この出典を教えてください」
「わたしを推薦してください」
「あなたに関心ある人がいるので一緒に食事してください」
「上京するのでこの日に会ってください」
・・・

影山さんは、店を「利用」しようとする問い合わせは、先方にとってそうすることの意味は分かる。としても、店にとっての意味は「?」と書いている。そういう時にはお金で・・となるが、こういうやり取りは疲れるし、お金以外の何かを生んでくれないことが多いのだと。

本当にそうだ。あなたにとって利益になるのはわかるけど、相手にとってはどうなのよ。相手の立場や時間の大切さまで慮ることのできる人なら、こういう一方的な頼みごとはしてこないと思う。

と書いておけば、こういう一方的な頼みごとは減るかしら。(読んでないよね、そういう人は、きっと)

とかなんとか書いておきながら、自分も無意識にこういうことをやらかしているんだろうから、ほんと気をつけないと・・・人の悪い面が見える時には自分も同じ面を持ってるって言いますからね。。(怖)