牛乳、子ども食堂などに無償提供の動き 大量廃棄懸念で

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米国では余剰農産物を国が買い上げ必要な人に配ることがあります。2010年代、乳製品のチーズがだぶついた際、政府が買い上げ、国内210のフードバンクのいくつかに配布しました。米国のフードバンクの取り扱い食品の中には政府支給の穀物や野菜もあり、サンフランシスコのフードバンクでは、全体の取扱高のうち、半分が穀物・野菜・果物という年もありました。
日本の乳業メーカーはコロナ禍で業務用バターや脱脂粉乳の在庫が積み上がっています。にもかかわらず、工場ではフル稼働で乳製品に加工しています。冷凍なら日持ちは延びますが、冷凍でも、保管中に品質は劣化します。食品業界の3分の1ルールで賞味期限の手前に販売期限が設けられていますので「大量に作って貯めておけばいい」というものではありません。
日本でも農林水産省とJミルクが共同で2020年6月上旬まで牛乳を福祉施設や医療施設に無償提供しました。260億円かけて配布し6000万円かけて廃棄されるマスクがなければ少しでもそのお金を食料配布に投入できたかもしれません。
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賞味期限切れの牛乳は飲んではだめ?意外に知らない、牛乳の正しい保存方法と賞味期限 Q&A

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On 14 December 2021, it was reported that there was a large surplus of raw milk and that 5,000 tonnes was expected to be disposed of. Agriculture, Forestry and Fisheries Minister Kaneko said he would work with industry groups to increase consumption and take other measures. The new coronavirus infection has also caused a big drop in business use, and the surplus will be created because school lunches and shops will be closed during the New Year holidays, he said.

Milk has been introduced into school lunches and is a familiar food to Japanese people. However, there is still a lack of understanding of the correct storage, shelf life, nutritional value and health benefits of milk.

In this article, we take a Q&A approach to milk knowledge to make it easier for the general public to understand and use in their daily diets.

2021年12月14日、生乳が大量に余り、5000トンが廃棄される見込みと報じられた。金子農林水産大臣は、業界団体と連携し、消費拡大などの対策に取り組むと述べた。新型コロナウイルス感染症の影響もあり、業務用の落ち込みが大きく、年末年始は学校給食や店の営業がストップするため、余剰が生じるとのこと。

牛乳は、学校給食に導入されており、日本人にとって、おなじみの食品だ。だが、牛乳の正しい保存方法や賞味期限、栄養価や健康に関する知識について、必ずしも理解が深まっているとはいえない。

そこで、この記事では、一般の方にわかりやすいよう、また日常の食生活に役立てられるよう、牛乳の知識について、Q&A方式でお伝えしたい。

/https://news.yahoo.co.jp/byline/iderumi/20211215-00272622

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なぜ松山市はごみが少ないのか?家庭のごみを減らす全国トップレベルの秘密を探る

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Matsuyama City in Ehime Prefecture is one of the top municipalities in Japan (population over 500,000) in terms of the amount of waste it produces. In the past, it boasted first place for nine consecutive years. Now it is competing with Hachioji City in Tokyo for first and second place by a narrow margin.

The western part of Tokyo, including Hachioji City, has been reducing waste by charging for rubbish bags. Surprisingly, however, Matsuyama City has not introduced a charge for rubbish bags. So why is there so little? I have interviewed them.

愛媛県松山市は、全国の自治体(人口50万人以上)のうち、ごみの少なさがトップレベルです。過去には9年連続で1位を誇っていました。今は、東京都八王子市と僅差で1位・2位を競っています。

八王子市を含む東京都西部は、ごみ袋有料化にすることで、ごみを減らしてきました。ところが松山市は意外にも、ごみ袋有料化にしていません。ではなぜ少ないのでしょう?取材してきました。

/https://news.yahoo.co.jp/byline/iderumi/20211213-00272277

https://news.yahoo.co.jp/byline/iderumi/20211213-00272277

賞味期限とは


賞味期限を「品質が切れる日付」と誤解する人がいることがアンケートからわかっていますが「おいしさのめやす」に過ぎません。食品メーカーの多くは微生物試験や理化学試験、官能検査から割り出した「おいしさのめやす」に1未満の安全係数を掛けて賞味期限を設定するのがほとんどです。政府(消費者庁)は0.8以上を推奨していますが、分析センターでは0.7〜0.9を使うケースもあります。10ヶ月の賞味期限で0.7を掛け算すれば7ヶ月の日付を印字している、ということです。

メーカーはゼロリスクを求めて賞味期限を短く設定する傾向にあります。賞味期限延長のためには、安全係数の見直し、製造方法の改善、容器包装の工夫、年月日表示から年月表示への変更などが挙げられます。3ヶ月以上賞味期間があるものは日付を省略できます。

消費者として気をつけるべきは5日以内の日持ちに表示される「消費期限」です。これは守った方がよいです。


#Yahooニュースのコメント https://news.yahoo.co.jp/profile/author/iderumi/comments/posts/16314135152172.d861.31317/

五輪 弁当大量廃棄

筆者の取材ではJOC関係者は「発注数は(ボランティア激減したのに)変更しなかった」「一定数廃棄する前提だった」「弁護士が契約数を作るよう指示した」と答えており組織委員会の回答と齟齬があります。食品ロスの計量を五輪のレガシーにするとの議論だったのにデータも公開されていません。
無観客の想定は2020年1月複数の新聞社が報じていました。様々なリスクを考えたプランBはあったはずです。納品さえすれば決められた額は受注企業の儲けになるでしょうが、余るなら必要な人に分けられたのではないでしょうか。
五輪に限らず、ただでさえ国内自給できない食料を廃棄前提とは、持続可能でなくSDGsともかけ離れています。2020年公正取引委員会の調査ではコンビニ1店舗あたり年468万円分もの食料を捨てています。一方、炊き出しや食料配布に連日人が並んでいます。度を越えた量の「廃棄前提」の社会構造を変える必要があります。
https://news.yahoo.co.jp/profile/author/iderumi/comments/posts/16274266242018.364a.25491/