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日本の食品ロスの数字(642万トン)には農場ではじかれた農産物は含まれない

投稿日時: 2015-08-28 投稿者: iderumi
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農場段階ではじかれたものは、日本の「食品ロス」の数字には含まれていません(農林水産省 食料産業局)。したがって、日本で「食品ロス削減」と言うとき、個々の農家さんは入ってこないと考えています。ヒヤリングや講演では「規格」と「需給調整」の話をしています。農林水産省の方に確認したところ、野菜の需給調整で潰すものについてはそれを「ロス」と呼ぶのかどうか定義も定まっていないとのことです。となると、下記「SEND」の農産物関連記事のタイトルを「ロス」 解決策になるか としているのは違和感があります。

http://thebridge.jp/2015/08/send

世界全体を見ると、川上(農林水産業)でロスの多く発生する途上国と、川下(流通以降消費者段階まで)でロスが多く発生する我々のような先進国があります(参照:FAOレポート)。よって、日本での対策は川下に集中し、農場野菜は対象となりません(ただし小売で販売する野菜や、マス対象に配送する製造業からの野菜は含む)。

私は食品メーカー出身なので、加工食品に関与する流通業界の「3分の1ルール」の是正に対して提言してきました。3年間フードバンクで個人および製配販からの余剰食品を見てきた結果、加工食品の「賞味期限接近」によるロスが最も多く、半数以上を占めました(ただしこれは東京に限定した話。全国の地方は多様で異なる)。

消費者は「もったいないよねー」と口で言ってるだけでなく、もうすこし冷静に客観的に考えて日々の行動をしていきたい。

「加工食品の廃棄コストも普段の買い物で(無自覚に)払わされている」こと

「期間限定や数量限定は販売戦略の一環(安売りや催事に踊らされない)」こと

「賞味期限は”期限”と名はついてはいるが、美味しさの目安に過ぎない」こと

など自覚する必要があると考えます。

自分もふくめてね。

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本日2015年8月21日付 日本経済新聞に「もったいないの先へ 売れ残りも大切な資産」掲載

投稿日時: 2015-08-21 投稿者: iderumi
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本日2015年8月21日付 日本経済新聞1面と5面「食と農」に「もったいないの先へ 売れ残りも大切な資産」と題して食品ロスの記事が掲載されています。

先月もおなじ21日に食品ロスの記事を載せていただいたのは偶然でしょうか。

名古屋のフードバンク、セカンドハーベスト名古屋の話に加えて、天気や気温から事前に廃棄ロスを最小限に抑える取り組みや、眠っている食品を活かすサルベージパーティの話題が載っています。

以前は「食品ロス」といえば日経以外の全国紙の生活面で取りあげることが多かったように感じますが、ここのところ、ビジネスパーソン対象の日経で掲載が相次いでいるのはうれしく思います。

http://www.nikkei.com/article/DGKKASDZ30HYP_Q5A810C1MM8000/

Today’s Nikkei Newspaper features food loss issue

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カテゴリー: ソーシャルビジネス Social Business、広報 Corporate Communication and Public Relations、食 Food | コメントを残す

第二回 川口市食品ロス削減検討委員会 開催

投稿日時: 2015-08-21 投稿者: iderumi
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第二回 川口市食品ロス削減検討委員会を企画し、開催しました。

川口市議の方々、埼玉県庁の方、飲食業の方々、生活困窮者支援に携わる方々、日々の生活で食品ロス削減を実践する方々、12名に集まっていただきました。

会議は2時間半、そのあとの懇親会も含めると6時間近く語り合いました。

ありがとうございました。

第三回を企画します。

Hold the meeting to reduce food loss at Kawaguchi, Saitama

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平成27年度 農林水産省 食品ロス削減等総合対策事業 フードバンク推進サポーター養成研修で講演

投稿日時: 2015-08-20 投稿者: iderumi
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平成27年度 農林水産省 食品ロス削減等総合対策事業 フードバンク推進サポーター養成研修で、合同会社西友 企業コミュニケーション部の栗山みどりさんとともに講師を務めます。

2015年8月24日午後、島根県安来市で開催。

Lecture on food loss and food bank at the seminar supported by MAFF

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2015年度 PRアワードグランプリ ソーシャルコミュニケーション部門 審査委員長に就任

投稿日時: 2015-08-11 投稿者: iderumi
1

日本PR(パブリックリレーションズ)協会のホームページで公開されたので、ご報告します。

2015年度 PRアワードグランプリ ソーシャルコミュニケーション部門の審査委員長に就任しました。

PRアワードグランプリは、日本パブリックリレーションズ協会が優秀な活動を表彰・公開し、コミュニケーション技術の質的向上を図る目的としてスタートした顕彰制度です。

外資系食品企業の広報室長をつとめていた折、2010年頃、一般審査委員として審査に携わりました。

その後、2011年3月の東日本大震災を機に外資系企業から独立、NPOの広報へと転身し、そこでPRアワードグランプリに応募、14団体の応募から、NPO単体では史上初となる、ソーシャルコミュニケーション部門の最優秀賞に選んでいただきました。震災のあった年、2011年度のことです。

翌年2012年は、受賞者として、ソーシャルコミュニケーション部門の審査に関わりました。

応募部門は下記の4つがあります。

コーポレート・コミュニケーション部門
社会の支持と理解を得て、企業・公共機関・団体の活動を円滑に推進するためのコミュニケーション活動
※日常的な広報・PR活動、ブランディング、レピュテーションマネジメント、インターナルコミュニケーション、危機管理対策、ウェブサイト活用など

マーケティング・コミュニケーション部門
商品・サービスの開発、市場への参入・規模拡大を望ましい形で展開していくためのコミュニケーション活動
※イベント・キャンペーン、パブリシティ、ウェブサイト、ソーシャルメディア(ブログ、フェイスブック、ツイッター等)、各種アプリ、カスタマーリレーション施策など

ソーシャル・コミュニケーション部門
社会の重要な構成員として企業・公共機関・団体の果たす社会的役割の訴求や社会貢献はもちろん、積極的に社会の発展や環境の維持発展などを目的としたコミュニケーション活動
※CSR活動、環境コミュニケーション、NPO、NGO活動など

イノベーション/スキル部門
独創的なアイデアや手法で広報・PR全体の革新や個別業務の発展に寄与貢献した活動
※理論・研究、人材育成、マネージメント、及びサービス・技術・システム・ツールなどの開発や実践

どのような応募作品に出逢うことができるのか、楽しみにしています。

http://prsj.or.jp/shiraberu/award/entry2015_award

写真は、2011年度 PRアワードグランプリで14団体中、ソーシャルコミュニケーション部門の最優秀賞に選んでいただいたときのもの
PR_Award_20111205

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カテゴリー: ソーシャルビジネス Social Business、広報 Corporate Communication and Public Relations | 1件のフィードバック

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