山梨県のワイナリー・農家・農協をまわる旅で最も印象的だったのは、勝沼醸造株式会社の社長がおっしゃった「魂を売る」という言葉。
世界のコンテストでは入賞できるワインが、日本では入賞できない。
日本の入賞基準にあわせてワインをつくることはできるが、それでは「自分の魂を売ることになってしまう。それはできない」と。
自分の魂を売って生活費を得る人は世の中いっぱいいるはず。
あえて、それはしない。
一本、筋が通っていらっしゃる方。
山梨県のワイナリー・農家・農協をまわる旅で最も印象的だったのは、勝沼醸造株式会社の社長がおっしゃった「魂を売る」という言葉。
世界のコンテストでは入賞できるワインが、日本では入賞できない。
日本の入賞基準にあわせてワインをつくることはできるが、それでは「自分の魂を売ることになってしまう。それはできない」と。
自分の魂を売って生活費を得る人は世の中いっぱいいるはず。
あえて、それはしない。
一本、筋が通っていらっしゃる方。
大学院の「農学国際特論」の研究の一環で、昨日から今日にかけて、山梨県のワイナリーや農家をまわっている。
受講生が10ほどのグループに分かれ、テーマによって担当の先生がつき、それぞれのグループがテーマごとに研究を進めていく、というもの。
今回は山梨県で調査、来月は群馬県で合宿、1月に研究発表。
大学まで、各英語学校の講師が出張し、出前授業をしてくれる、夜間の英語クラス。
さまざまな種類がある中で、アカデミックイングリッシュのコースを選んだ。
初の講義が11月8日の夜、工学部8号館で開講。
留学生もいて、レベルが高い。8名が生徒。
毎回、我々がトピックスを選び、一人ずつが発表する、という流れ。
実践的な英語力を身につけたい。
大学院の中に、ジムやプールなどの施設がある。
こんなことは、学部時代の大学や、前職勤務中に通った大学院では考えられなかったこと。
大学100周年を記念し、設置されたとのこと。
大学は、ただ教室をつくり、教員と学生をそろえれば完成、というものではないことを実感している。
仕事をしながら通うことは、身体的・精神的ストレスになるので、それを開放できる空間がキャンパス内にあるのは有難い。
あさってからは、いよいよ、「アカデミックイングリッシュ」の講義が始まる。
大学は、ただ座っていれば、自動的に何かが学べるところではない。
学部生のときには、それをきちんと理解することができていなかった。
社会人になり、業務上、自分の足りないところを把握し、学ぶ必要を感じ、社会人として科目履修生になり、引き続き大学院生になり、修士課程・博士後期課程で学んだ。
そして今、二度目の社会人大学院生として、大学院に通っている。
ここでもまた、在籍すれば、自動的に何かが学べるわけではない。
すべては自分次第。