人を見る目

よしもとばななさんの『人生のこつあれこれ 2013』の最後の方に、こんな人はこう見える、という、ばななさん流 ものの見方が書いてある。

ねばねばしてる人、ものすごくきれいでも蛸みたいな触手を人にぐるぐる絡めてくる人、など、独特の見方が面白い。

わたしのとは違うが、なんとなく通じるところはある。”気” で観るというか。

肩書きや位が高くても、空気の淀んだ人がいる。肩書きではなく、生きざま。

ある方は、とても透き通っていると感じた。ドキュメンタリー映画「地球交響曲(ガイアシンフォニー)」に出てくるピアニスト、ケリー・ヨストみたいに。

ケリーは、「作曲者の曲を最大限活かすため、(弾き手である)自分はできる限り透明になる」と言っていた。

世の中、自分が自分がというエゴや主張にあふれてる。
この人、すごいなと思った。
Book of Banana Yoshimoto

  

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長渕剛さんが高校時代、毎日通っていた「海乃屋」(鹿児島県)

長渕剛さんが、高校時代に毎日通ったという「長渕剛ファンの聖地」、海乃屋(かいのや)さんに来ました。

  

カウンターの熟年男性、畳敷きの座敷に座っているおばあちゃん。食べ残してる人はだれもいなかった。

  

御歳81歳という大将が、立ちっぱなしで懸命に作ったラーメン。残すことなんかできないよね。

  

もちろん、味が美味しいから食べきるんだけど、
食べものに対する敬意があるかどうか
なんだと思った。

  

人も
物も
食べものも、
それらに敬意を抱いておれば、
粗末に扱うことなどできない。

  

乾比呂人さんがこの店のことを教えてくれたので、はるばるやって来ました。

  

鹿児島のお醤油のせいか、スープがほんのり甘く感じました。乾さん、ありがとう。

  

http://tabelog.com/kagoshima/A4601/A460101/46000721/

Kainoya Ramen Restaurant in Kagoshima

http://getnews.jp/archives/648500

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米スターバックスが全米7,000のチェーン店で売れ残り食品を100%フードバンクに寄付(2017年3月までに)

米スターバックスは3月22日、全米7,000のチェーン店で売れ残り食品を100%フードバンクに寄付する(2017年3月までに)と発表したそうです。経営陣ではなく従業員がアイディアを出したとのこと。フランスも、先月、世界初の法律「大手スーパーマーケット食品の売れ残り食品廃棄禁止」を制定しました。

ただ、肝に銘じておきたいのは、これは「3R」の中の優先順位2番目の取り組みです(Reuse)。リサイクル(Recycle)は優先順位3番目。廃棄物を出さない、食品ロスを出さない「Reduce(廃棄物の発生抑制)」が最優先です。

「余れば寄付すればいいじゃん」それはそうなんだけど、そのロスのそもそもの発生源を減らす努力をしていますか?フードバンクでは、食品ロスがたくさん寄付されてきたことを手放しで喜んでいませんか?取扱高が多ければ多いほど良いと評価できるのでしょうか。食品ロス削減に取り組む現場の人は、Reduceが最優先であると一般の人に啓発していますか?事業者も家庭もここがおざなりになっていると感じます。私は、世界の最優先である「Reduce」を、まず優先して進めていきたいと考えています。

3R
1. Reduce
2. Reuse
3. Recycle

http://www.env.go.jp/recycle/3r/campaign/campain.html

http://www.cnn.co.jp/business/35079979.html

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願いが叶う3つ

半年前、この、鹿児島市にある城山観光ホテルで講演しました。

農林水産省食品ロス削減補助事業の一環です。

講演の直前、「桜島が見える展望露天風呂」という看板を、ホテルのエレベーターの前で目にしました。

  

温泉、中でも露天風呂が大好きな私は、ついふらふらと入ってしまいました(講演前に露天風呂に浸かってる講師って、、、苦笑)

  

翌日、別のホテルからわざわざバスに乗り、またここの露天風呂に入りに来ました。

  

「いつかきっと、ここに泊まる。」

半年後の今日、その願いが叶いました。

  

1.
毎日、食品ロスのことを考え、発信していたから、鹿児島の神さまが、3度目の講演に呼んでくださったのかもしれません。

  

出口治明さんの著書『人生を面白くする本物の教養』には、

『いくら口では「この部署が大事だ」と(役員が)言っていても、半年に一度ぐらいしか足を運ばないようでは、本音と建前を使い分けていることぐらい従業員は簡単に見抜きます。』

『結局、心を込めていないことは、何をやっても意味がないのです。』

『ビジネスでは、本気かどうかがすべてです。』

とありました。

  

その人の書く言葉•話す言葉と、日々の行動とが一致していないと、いくら綺麗ごとを言っていても、結局は信頼を失います。

  

その人がこころの底から本気かどうかは、毎日それを続けているかどうかを見れば、すぐわかります。

  

2.
とは言え、「何がなんでも叶えてやる〜ううう」と、眉間にシワ寄せ怨念込めて祈るのではなく、すっかり忘れるくらい、軽くゆるんだ気持ちで「こうなったらいいなあ〜♪ 」と願ったからかもしれません。

  

3.
運が良かったからかもしれません。

  

1. 毎日、愚直
2. 人生、ゆるむが勝ち⇦好きな本の題名
3. 運を磨く

Business trip to Kagoshima

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こんな人はさようなら

1、テイクだけしようとする人(Give & Take のGiveの精神が無い人。「勉強させてください」「いろいろ教えてください」「自分こんないいことやっているのでぜひ会ってください!」「講演聴きました〜♪(Facebookで)お友達になってください!申請しますよろしくお願いしま〜す♪」「予算ないけど2日間泊まりで講演に来てください」など)

2、メサイア・コンプレックスの人(自分が内包する強いコンプレックスから救われたいため「お前のためにやったんだ」「みんなのために」など、世のため人のために尽くすことで自分の存在意義を確立し、他人より優位に立とうとする。が、実はそれが周囲にとってはありがた迷惑になっている。人のためではなく「人から感謝されたい」という自己中心的な動機が先に立って行動する人)

3、自分の罪悪感を相殺するため、社会貢献活動をしようとする人(儲かる商売をしていたり、社会的地位の高い職位や企業のポジションについたりしているため、批判や妬み・そねみなどを受けやすい。それらをまぬがれるため「自分はこんなに社会的によい活動をしているんです」と、見せかけの社会貢献活動をしようとする。が、こころからの貢献ではないため、見る人が見るとすぐばれる。特に女性はそういう偽善者に敏感です。)

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