米スターバックスが全米7,000のチェーン店で売れ残り食品を100%フードバンクに寄付(2017年3月までに)

米スターバックスは3月22日、全米7,000のチェーン店で売れ残り食品を100%フードバンクに寄付する(2017年3月までに)と発表したそうです。経営陣ではなく従業員がアイディアを出したとのこと。フランスも、先月、世界初の法律「大手スーパーマーケット食品の売れ残り食品廃棄禁止」を制定しました。

ただ、肝に銘じておきたいのは、これは「3R」の中の優先順位2番目の取り組みです(Reuse)。リサイクル(Recycle)は優先順位3番目。廃棄物を出さない、食品ロスを出さない「Reduce(廃棄物の発生抑制)」が最優先です。

「余れば寄付すればいいじゃん」それはそうなんだけど、そのロスのそもそもの発生源を減らす努力をしていますか?フードバンクでは、食品ロスがたくさん寄付されてきたことを手放しで喜んでいませんか?取扱高が多ければ多いほど良いと評価できるのでしょうか。食品ロス削減に取り組む現場の人は、Reduceが最優先であると一般の人に啓発していますか?事業者も家庭もここがおざなりになっていると感じます。私は、世界の最優先である「Reduce」を、まず優先して進めていきたいと考えています。

3R
1. Reduce
2. Reuse
3. Recycle

http://www.env.go.jp/recycle/3r/campaign/campain.html

http://www.cnn.co.jp/business/35079979.html

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