賞味期限・消費期限に関するアンケート調査結果(20〜88歳男女3875名対象)

2017年8月9日付日経MJ11面に、調査会社インターワイヤードのアンケート結果が載っています。賞味期限と消費期限の違いを理解している人は3875名のうち、89%にのぼり、「ほとんどが理解している」とのこと。また、期限が切れても食べる人は8割以上にのぼるという結果が得られています。このようなアンケートがおこなわれること、歓迎です。ありがとうございます。

この記事を見ると、「みんなわかっている」と思われるかもしれませんが、このような賞味期限のアンケートに協力すること自体、食品の表示に関心の高い層であり、バイアス(偏り)がゼロではないと思います。実際、昨日、東京都の教員87名の研修で、賞味期限と消費期限の違いを問うたところ、教員全員が理解はしていませんでした。

また、なぜ期限切れを食べるかといえば、自分のお金を出して買ったからではないでしょうか。対象者の方たちが、はたしてスーパーやコンビニエンスストアで賞味期限が迫っているものを選んで買っているかというと、店の物=他人の物 なので、古いものは選ばず、期限の新しいものを選ぶ傾向があるのでは・・・と思われます。自分でお金を出して買えば、それは「もったいない」から食べるでしょう。一方、お店にあるものは、他人のものですから、関係ない。あえて賞味期限接近のものを買うのは、割引になっているからではないでしょうか。

賞味期限・消費期限の調査結果(インターワイヤード)

食品ロスを生み出す「欠品ペナルティ」は必要? 商売の原点を大切にするスーパーの事例

Yahoo! News個人に記事を書きました。

【欠品ペナルティって知っていますか?】コンビニ食品廃棄の記事は土用の丑の日(7月25日)にアップしました。今回のスーパー「欠品ペナルティ」の記事も土用の丑の日(8月6日)にあわせようと、きのうまでYahoo!編集部とやり取りして、ようやく今朝6日6時にアップできました。福岡県柳川市への取材と、京都市への取材が合体した記事です。

「欠品ペナルティ」とは、メーカーが欠品を起こすとスーパーに罰金を払う仕組みのことです。そのためメーカーは欠品を防ぐために多く作ります。とはいえ、新製品などは厳密に数量を推測することができないので、よく欠品が起こります。そんな状況を「他人事」のように眺めているのが消費者ですが、実は食料品の価格に「間接的に」は上乗せされているのですよ。

Yahoo!News個人食品ロスを生み出す「欠品ペナルティ」は必要? 商売の原点を大切にするスーパーの事例

派閥について

小さい頃から、親の転勤について、北海道から九州まで転々と暮らしました。小学校3つめのとき、リーダー役の女子とその仲間たちが一丸となり、言葉が違うという理由でいじめを受けました。転校転校また転校。教科書も遊び方も食べ物も気候も言葉も制服も全部違う。人と違って当たり前の世界で生きてきました。今でも派閥を組むこと、徒党を組むこと、そういう世界に身を置くことが好きではありません。対決することに時間(=命)を使うくらいなら自分のやることに邁進したい。いろんな種類の組織からいろんな人が集まる場を創ることができると充実感を覚えます。人と違って当たり前なのに「同じ(であるべき)」という前提に立つから、違う意見の相手が許せない。「違って当然」と思えば、他者に対してすこし寛容になれるのではと思います。

下記の記事(「ちがう意見=敵」と思ってしまう日本人・・・」)は 、クロスメディアコミュニケーション代表取締役の雨宮和弘さん クロスメディアコミュニケーション がシェアされていたののシェアです。雨宮さんの投稿より引用(雨宮さんありがとうございます)→『昔私がいた組織は「建設的対立」といって同じ目標達成する仲間だからこそ違う意見をぶつけて検証し合うという文化がありました。それは社長や役員に対しても同様です。却ってお互いに信頼感が醸成され、とても気持ちよくプロジェクトを行うことができました。役割と人格は違うのです。』

「ちがう意見=敵」と思ってしまう日本人には、議論をする技術が必要だ。