「困っている人を助ける人」

どの国に行っても、大都市に行っても、路上に座っている人が目に入る。トルコのイスタンブールでは、サバサンドを売る場所の近くの橋の下に、女性と赤ちゃんが座っていた。イタリアのミラノではドゥオーモのそばに背広を着た男性が座っていた。マレーシアのクアラルンプールでは、ホテルのそばの交差路に座った年配男性が、白いプラスティックの空のタッパーを持ち、道行く人に差し出していた。

どの国でも、たいがいサンドウィッチを買って持ち歩いているので、たまたま持っていたものか、自分が食べたあと、多かったので余っていたものを渡す。でも常に思うのは「これは不遜な行為ではないか」ということ。だから、渡したらすぐ全速力で走って逃げる。

「困っている人を助ける」という活動をしている人の中に、身近な人に攻撃してくる人がいる。その人の活動がこころの底からのほんとうのものなら、まず身近な人に優しくするのが先ではないか。コップから水があふれ出るように、水面に投げた石から輪がだんだん大きく広がるように、家族や友人や仲間に与えていた愛情が、そのまわりの人、そしてもっと遠くの人へと、だんだんに広がっていくのが、ほんとうの「困っている人を助ける」活動ではないのか。身近な人にすら優しくできない人が、なぜ、遠くの人や多くの人に優しくできるのか。

自分が救われたいからという自己中心的な動機で人を助ける「救世主(メサイア)コンプレックス:Messiah complex」は、本来「困っている人」が主語なはずなのに、自分(=「助ける」人)が主語になっている。自分が救世主になりたいがために、困った人(自分より下位な人)を求める。メサイアコンプレックスの人は、攻撃性を隠蔽したモラルハラスメントで攻撃してくることも多いという。メサイアコンプレックスとモラルハラスメントは同じ心理状態らしい。自分が善人だと思っているため、話し合いは通用しない。自分や隣の人すら愛せない人が、なぜ人類を愛せるのか。

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法政大学経営大学院 小川孔輔先生のブログで拙著『賞味期限のウソ』紹介して頂いています

法政大学経営大学院、小川孔輔先生のブログで、拙著『賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか』を紹介して頂いていました。

現在、国際学会でマレーシアにいるため、気がつくのが遅くなりました。

日暮里駅近くのファミリーマートで、賞味期限前のおにぎりがたくさん捨てられようとしていたところ、2個購入され、廃棄を救ったというお話です。

小川先生は、拙著を、ゼミ生の課題図書(2ヶ月に1回)として指定してくださっています。

http://www.kosuke-ogawa.com/?eid=4072#sequel

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2016年11月20日放映のテレビ番組で特集された「おてらおやつクラブ」、新著『賞味期限のウソ』で紹介しています

昨日、2016年11月20日、民放のテレビ番組で、おてらおやつクラブが紹介されたとのこと。

私の書いたブログ記事、おてらおやつクラブのところにもアクセスが集中しており、コメントもいただいて、びっくりしました。

国際学会でマレーシアに渡航中なので、テレビで放映されたことも知りませんでした。(NHK Worldは宿泊先のホテルで映りますが、民放は放映されません)

おてらおやつクラブのことを知ったのは、確か2014年です。

お寺のお供え物が、だめになってしまうことも多く、それらのお供え物を「ほとけさまのおさがり」として、食べ物に困っている子どもたち(特にひとり親世帯)に提供するという活動です。

奈良県の安養寺の松島靖朗さんが2014年1月にはじめ、いまでは全国47都道府県、480以上にも広がりました。

私も、この活動に共感して以来、全国での食品ロスの講演では、必ず、おてらおやつクラブのことについて紹介してきました。

先月出版した著書『賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか』でもp172から176で紹介しています。

ぜひご覧くださいね。

http://otera-oyatsu.club

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2016年12月11日 静岡県藤枝市で開催される”もったいない”市民の集いで「賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか」講演

2016年12月11日、静岡県藤枝市で”もったいない”市民の集い が開催されます。

その中で「賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか」と題して講演をおこないます。

どなたでもご参加できます。

会場ではサイン入りの拙著を販売します。

近くの方、ぜひいらしてください。

Give a lecture on food loss at Fujieda-shi, Shizuoka

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