3月6日 今朝のNHKあさイチの登場時刻は朝8時台後半です&内閣府インターネットテレビ

朝のNHKあさイチの登場時刻は「朝8時台後半」です!(NHKあさイチディレクターさん談)。

2分30秒という短い時間ですが、お時間の合う方、またお仕事の方は録画などで、私が広報を担当しているセカンドハーベスト・ジャパン(2HJ)の活動の一端をご覧いただければうれしく思います。

http://www1.nhk.or.jp/asaichi/

また、内閣府「政府インターネットテレビ」、なんと週間アクセスランキング1位に浮上しました!(トップページ右下に表示)

ありがとうございます!

セカンドハーベスト・ジャパン(2HJ)の登場は、4分20秒〜9分50秒のところです。






本日 NHK Eテレ「オイコノミア」に出演

本日2014年1月28日、よる23:30より放映されるNHK Eテレ「オイコノミア」に、少し出演します。

テーマは「食べて美味しい経済学 パート2」後編。

広報をつとめるセカンドハーベスト・ジャパンの活動を取材・撮影して頂きました。

編集されるので、ほんの少しだと思います。

世界遺産に登録された和食も登場します。

今日は朝から宮城県石巻市へ向かっています。

小学校での授業や大学での講義、新聞社の方々と面会など、予定が盛りだくさんの2日間。

体調を崩さないようにします。






企業の心を伝えよ What is the importance of corporate communication ?

【一年を思う者は稲を植え、十年を思う者は木を植え、百年を想う者は教育に心す】What is the importance of corporate communication ?

今日は終日、内閣府のテレビ撮影です(政府インターネットテレビ)。夜は、広報とキャリアに関する講演の打合せ。

昨日、2つの異なるホテルに出店している経営者の方に、二者の企業の大きな違いの話を聴きました。一社は「我々のホテルに出店して頂き、我々ができないサービスを提供して頂いて本当にありがとう」という姿勢。もう一社は「場所貸してやるよ」という姿勢。前者とは、気持ちのよい関係性を築くことができ、かつ売上も良いが、後者はどちらもだめ・・と嘆いておられました。

冒頭は、論語の言葉だそうです。書籍「企業の心を伝えろ 〜重視されるコーポレート・コミュニケーション〜」では、この論語の言葉を取りあげ、『企業(組織)のコミュニケーションは、経費ではなく、企業が存続するための ”投資” である』と述べています。

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組織にとっても個人にとっても、コミュニケーションとは、単なる情報伝達ではなく、そこに、その組織(あるいは個人)なりのメッセージを込め、相手にお届けする という気持ちでおこなうもの、と感じました。






広報は人間性が求められる仕事

佐藤可士和さんの奥様、佐藤悦子さんとやり取りさせて頂いたことがある。

前職で扱っていた製品をお召し上がり頂いていた、ということがわかって、当時、企業の一人広報だった私が手書きの手紙と製品をお送りしたところ、御礼のメールを頂いたのがきっかけだった。

彼女が書籍か雑誌かでおっしゃっていた内容が印象に残った。

『自分はPRのプロフェッショナルではないと思う。対象が何でもかんでも構わずできるわけではないから。自分が、心からこれは良い、伝えたいと思ったことを一生懸命伝えることはできる』

という趣旨の内容だった。

確かに、自分も前職の何が気に入っていたかというと「栄養豊かな食品で世界の人々を健康に」という企業理念だった。

いくら食べ物の会社でも、企業理念や扱っている商品が自分の気に入らないものだと、仕事をしたいとは思えなかった。

江上剛さん。

企業広報のメンバーで構成する企業広報研究会がやむなく活動停止となるとき、我々企業広報のメンバー宛にメッセージをくださった。

『広報は、本当に深い仕事だと思います。一言で言えば、組織内における第三者の目であるといえるでしょう』その後に書かれていた言葉も心から共感した。『第三者の目を持つことは、非常な困難と孤独を伴います。組織の論理に流されていれば、たいていのことはまずまずのレベルで済んでしまうからです。第三者の目を持ったために(中略)抵抗され、挫折することもたびたびです』

長いものに巻かれよ、というタイプは、広報に向いていないと思う。

横山秀夫さん。

月刊「広報会議」2014年1月号の34〜35ページのインタビューに、うんうんとうなずかされる言葉が多い。

『一般的に上手な仕掛けと思われるものほど見ていて送り手に対する不信感が募る』

『仕掛けた人による“お祭り騒ぎ”を見せられているような気持ちになる』

『(小手先広報は)消費者によって見透かされている』

『“策士”みたいな人が最も広報に向いていない』

『目先の評判や利益を求めるのではなく、しっかり構築したものを広報する姿勢でないと、もはや信頼されない』

広報に対する三者三様の考え方。共通するのは真摯で客観的な姿勢。

→1、広報とは、惚れたもの、心から良いと思ったものを伝えること
→2、広報とは、組織における第三者の目
→3、広報は、組織にもの申す覚悟を持つ人

広報は、ノウハウより、生きざま、人間性が求められる仕事ではないか。