2017年3月7日 エキサイトニュースに女性セブンの取材記事転載 「食品ロスの背景に歳時記と欠品より余る方がマシとの考え方」

2017年3月7日付のエキサイトニュースに、先日3月2日に発売された「女性セブン」の取材記事を転載していただいていました。

タイトルにある「欠品より余る方がマシとの考え方」について指摘しました。

私が述べた部分について、下記に引用します。

以下、引用
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日本には“欠品ペナルティ”や“3分の1ルール”といった特有の商習慣がある。それらがどんな不利益を生むのか。
『賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか』(幻冬舎新書)の著者で、食品ロス問題に詳しい井出留美さんに聞いた。
「卸やメーカーが納品できなかった時に、スーパーなどの小売店が課す罰金(欠品粗利保証金)が“欠品ペナルティ”です。欠品で商品棚を空けるとそのスペースが競合メーカーに奪われたり、最悪の場合、取引停止となります。
 そのため、多くのメーカーは“欠品によってそれほどの不利益が生じるなら、たくさん作って余らせて捨てた方がマシ”という意識になり、絶対に欠品しないよう、過剰に在庫を準備するのです」

 では「3分の1ルール」とはどんなものだろう?
「賞味期限を3分の1ずつに区切り、最初の3分の1を“納品期限”、次の3分の1を“販売期限”とするものです。
たとえば、賞味期限6か月の菓子の場合、メーカーや卸は最初の3分の1内(製造してから2か月以内)に小売店に納品しなければならず、それを過ぎると納品不可となる。そして、次の2か月内(製造から4か月以内)が販売期限で、それを超えると基本的に店頭から撤去され、廃棄対象となる。賞味期限を2か月間残しているにもかかわらず、です」(井出さん)

前出・井出さんも言う。
「もちろん、日常的に必要な食品もありますが、そうではないものも常に満タンになっていないと消費者は気がすまない。その“当たり前”を変えるだけで、今100円で売られているものが80円になるかもしれません」(井出さん)
※女性セブン2017年3月16日号
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http://www.excite.co.jp/News/society_g/20170307/Postseven_498716.html

以上、引用終わり

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2017年3月2日発売『女性セブン』に取材内容掲載、食品ロス特集6ページ

これから西へ。
本日3月2日発売の『女性セブン』(発行部数: 362,727部)に食品ロス特集が6ページ!掲載されています(p50-55)。フランス•イギリス渡航中に取材原稿を校正したものです。今回の視察の団長、小林富雄先生の取材内容も載っています。そして、2011年から毎年、自己紹介マンガ「イデルミ物語」を描いてくださっている高橋 カオリさんが、拙著『賞味期限のウソ』にある「家庭でできる10カ条」の中からピックアップした4点にイラストを描いてくださっています!ぜひご覧くださいませ〜。The weekly magazine “Josei Seven” featured food loss, I took an interview

2017年2月21日 TBSあさチャン! と2月19日〜英仏

2017年2月21日、TBSあさチャン!に、すこし出演予定です。

TBSの方々には、わざわざ収録にいらしていただいて、ありがとうございました!

これから(19日〜)イギリスとフランスへ渡航します。食品ロスの調査です。

(そのため、21日のテレビ放映はオンタイムで見られません)

先生のご厚意により、大学の先生方の科研費プロジェクトに、自費で混ぜてもらいました。

それでは行ってまいります!

TBS系列「あさチャン!」公式サイトはこちら
http://www.tbs.co.jp/asachan/

TBS系列「あさチャン!」公式Twitterはこちら
https://twitter.com/TBS_asachan

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西山美紀さんに取材頂いた記事がビジネスジャーナルに掲載されました

ファイナンシャルプランナーの西山 美紀さんにインタビューして頂いた記事がビジネスジャーナルに掲載されました。

西山美紀さんは、ご著書『お金が貯まる「体質」のつくり方』が好評の著者さんです。

日本では一世帯4人あたり年間60,000円分の食べ物を捨てています。

1万円札が6枚あったら、それをゴミ箱に捨てる人はいないと思いますが、食べ物に変身すると、なぜか捨てちゃうんですね・・。

安全性を考慮してということもあるでしょうが、「賞味期限」は「短めに設定された美味しさの目安」ですからすぐ捨てなくてもいいのです。

食べ物はお金でもあります。

賞味期限のカラクリをきちんと理解すれば、食費が安くなり、家計が助かります。

このことが日本じゅうに広がることを願っています。

西山美紀さん、取材していただいて、ありがとうございました!

Appear on Business Journal as the author of the book “Possible countermeasures to reduce food loss”

ビジネスジャーナルの記事はこちら
http://biz-journal.jp/2017/02/post_18045.html

西山美紀さんのブログ http://ameblo.jp/nishiyamamiki/

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第20回図書館を使った調べる学習コンクールで渋谷教育学園幕張高等学校2年生の鵜飼唯香さんが奨励賞受賞

私の講演を企画・開催してくれた、渋谷教育学園幕張高等学校2年生の鵜飼唯香さんが、「第20回 図書館を使った調べる学習コンクール」に応募した食品ロスの論文で奨励賞を受賞したそうです!おめでとうございます!

鵜飼さんは、昨年、高校1年生だったときに食品ロスの講演を企画し、1年生400人を集めて講演を開催してくれました。

その後、学食の残渣を調査し、今回の論文にまとめました。

数日前、省庁の方から「若い世代で食品ロス削減に取り組んでいる人の事例を白書に載せたいけど、誰かいたら教えて欲しい」と問われ、真っ先に思い浮かんだのが鵜飼さんでした。

チャレンジする姿勢と行動力を頼もしく拝見しており、これからも活動をサポートしてあげたいと思っています。受賞おめでとうございます!Yuika Ukai, Congratulations on the award! (写真は2016年1月の高校1年生向け講演。2016年11月には高校2年生に講演。千葉県千葉市にて)


論文名:『運送段階と消費段階における食品ロス対策案』
著者:鵜飼唯香さん
公益財団法人 図書館振興財団主催 第20回「図書館を使った調べる学習コンクール」調べる学習部門 高校生の部で奨励賞受賞
http://bit.ly/2l6j8OV

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