2017年1月13日 映画『0円キッチン』公開シンポジウム(日比谷)、14日 トークイベント(WIRED TOKYO 1999)

2017年1月14日、安藤 美冬 さんの司会、渋谷のWIRED TOKYO 1999で、食品ロスをテーマにした映画『0円キッチン』トークイベントに登壇しました。

David Groß監督の明るく楽しい持ち味で、楽しい会でした。

聴きにきてくれた加藤 優香理 (Yukari Kato)さん、配給会社ユナイテッドピープルの関根 健次 (Kenji Seiryu Sekine)さん、アーヤ 藍 (Ai Ayah)さん、カフェカンパニーの皆さん、来場者のみなさま、ありがとうございました。

美冬さんと近いうちにまたご一緒できそうで嬉しいです!

今月3回目の映画トークイベントは22日(日)14時30分〜渋谷アップリンクです。

ぜひ22日もどうぞ。
http://unitedpeople.jp/wastecooking/archives/15895

The Movie “Wastecooking” Talk Show at WIRED TOKYO 1999

2017年1月13日は、やはり映画『0円キッチン』公開記念シンポジウムでした。

日比谷公園の中にある、日比谷コンベンション大ホールが会場。

聴きに来てくださっていた、はまぐり涼子さんのサイトに、詳しく載っています。イラスト入りで、かわいらしく、わかりやすく、まとめてくださいました。

http://soloris.hatenablog.com/entry/2017/01/14/010918

終わったあとは、ダーヴィド監督と、ユナイテッドピープルの関根さんらとともに、食事へ。

 

ありがとうございました。

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『丁寧を武器にする』(小山進著、祥伝社)

小山進氏の著書『丁寧を武器にする』を読みました。

印象に残ったのは3つ。

ひとつめ。

小山氏は、「どうしたら自分のお店を持てるようになれますか」と、よく質問を受けるそうです。

そんなとき、

「自分の中の表現したい想いがあふれるほどになったときに、プロとして独立できるんやないかな」

と答える、と。

これは、逆を言えば、あふれるほどの思いがない人に独立はできない、ということかもしれません。

日々の情報発信にしても、あふれるほどの思いがないままに、惰性で情報発信していることも多いのでは。

ジャーっと、常に蛇口を開いたままにするのではなく、感情があふれ出んばかりになったとき。

強く「伝えたい」と思うそのことを発信すると、受け手のこころにつたわりやすいように感じます。

自分の本能にうそをついて生きている人、仕事している人は、案外多いと感じています。

これは、会社を辞めてから、よくわかるようになりました。

食品ロスの一因も、個人の感情に蓋をして仕事している人にあると感じます。

たとえば、個人としては「もったいない」と思っているけど、組織の看板を背負っている以上、それに蓋をして口を閉ざし、”仕事として”捨てている、など。

ふたつめ。

小山進氏の「エスコヤマ」が業界の中で評判になり、経営コンサルタントの方々が全国の経営者を集めてツアーを組み、見学に訪れるようになったそうです。

小山氏は、遠方からいらした方に、一生懸命に説明する。

すると聞かれるのはお金の話ばかり。

「この場所に店を創られた理由は何なんですか」

「この壁の絵、費用対効果的にはどうなんですか」

「こんなに次々と敷地を広げて店を作って、どれだけの利益を生み出してるんですか」

などなど。

小山氏は、それを聞いてガッカリされるそうです。

確かに、そういう人(=お金の話しかしない人)は多いと感じます。

私が会社を辞めたのは6年近く前(2011年9月)ですが、それ以降、そういうことをたずねる人は非常に多い。

逆に言えば、「喰えるか喰えないか」しか興味のない人もいる、ということです。

それはもちろん大事だけど、仕事って、それだけじゃない。

さみしいことですね。

Man giving bread to a small child. Charity concept.

みっつめ。

誰でも「自分商店」の店主だ、自分ブランドのオーナーだ。

という表現に共感しました。

日本は、組織に所属し、雇用される人が多いので、自分がオーナーであるという意識が希薄な場合もあります。

雇用されていようがいまいが、自分ブランドのオーナーは自分。

そんなふうに考える人が増えれば・・・

と思います。

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2017年1月12日 ダ・ヴィンチニュース→コンビニ商品が「割高」なのは「捨てる前提」だから!? 改めてきちんと知っておきたい「食品ロス」問題

2017年1月12日、KADOKAWAのダ・ヴィンチニュースに、拙著『賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか』の記事を掲載していただきました。

コンビニは、スーパーと比べて、値段が割高です。

その背景にはさまざまな要因がありますが、元コンビニオーナー複数名の発言によれば「捨てる前提」だから「捨てる費用も価格に織り込まれている」ということだそうです。

ぜひみなさまでご覧いただき、コンビニ愛用者(私も活用していますが・・)にお伝えいただけますと嬉しいです。

http://ddnavi.com/news/345653/a/

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2017年1月9日 クーリエ・ジャポン(COURRIER JAPON)に掲載の件と、一瞬だけ佐藤愛子さんの著書を抜いて幻冬舎新書ランキング1位になった「幻の一瞬栄光自慢」

2017年1月9日付、クーリエ・ジャポン(COURRIER JAPON)の記事に、映画『0円キッチン』と拙著『賞味期限のウソ』が掲載されました。

ありがとうございました。

https://courrier.jp/news/archives/72859/

今朝5時台、一瞬だけでしたが、佐藤愛子さんの著書をぬいて、Amazonの幻冬舎新書ランキング1位になっていました。

一瞬の幻でした・・・(笑)

佐藤愛子さんのインタビュー記事が、今朝の朝日新聞デジタルに掲載されています。

とてもいいことをおっしゃっています。

さすが93歳。

私はまだまだです。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12740852.html

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人と比べて劣等感を持たず、自分のできることにフォーカス(集中)する

46で亡くなった父が、王貞治選手と対戦した元甲子園球児でした。小さい頃、小学校の校庭でキャッチボールを父とやらされては「ヘタクソー!」と言われるのがほんといやで。体育の時間も50m走ればタイムは10秒超えるし、跳び箱飛べば上に乗っかるし、ドッジボールやれば球当てられるし。体育と運動はコンプレックスの塊でした。

一つ目の高校(福岡)で試しにバドミントン部に入ってみたものの、1年で千葉へ転校しなければならず、帰宅部になったので、大学では何か続けようと思い、何を血迷ったか体育会硬式庭球部に入りました。運動神経のいい、瞬発力の優れた人たちとプレーし、また劣等感の塊に・・。ただ、瞬発力のない私も持久力はあり、シングルスで7-6, 6-7,7-6で勝ったり、「壁」と言われるほどどんな球も返したりする中で、「ボレーで華々しくプレーする人の真似をしなくていいんだ」と思うようになりました。むしろボレータイプとダブルス組めば強いのだ、と。

大学4年では北海道1ヶ月間ひとりで自転車で1,800km走り(写真)、青年海外協力隊訓練所の10kmマラソンでは50分で走って女子2位になり、「瞬発力なくても持久力はあるんだ」というのが、運動神経の鈍いわたしのささやかな自信と心の支えになりました。
2ヶ月前の2016年10月28日に出版した本(賞味期限のウソ)が、今朝7日付の毎日新聞(埼玉版)で紹介されたそうです。きのう6日には、オルタナ編集部の松島香織さんが、サステナブル・ブランズジャパン(SBJ)に書評を書いてくださいました。後日、オルタナ・オンラインとYahoo!にも書評を載せてくださるとのこと。

http://www.sustainablebrands.jp/…/…/detail/1188695_2139.html

私には、この2ヶ月、箱根駅伝のように、誰かが走ってたすきを次の人に渡し、また次の人がたすきを受け取り走っている(=本を紹介し、勧めてくださっている)ように思えてなりません。

本は出して終わりでなく、出してからが勝負です。出版前から出版後の11月・12月と、たくさんのメディアが順々に紹介してくださいました( http://www.office311.jp/media.html )。メディアだけでなく、川部紀子さんが北海道のテレビとラジオに紹介して出演を実現させて下さったり、Amazonレビューや書評を書いてくださったり、全国の書店で何度も買ってくださったり、売り場写真を送ってくださったりした方々がたくさんいらっしゃいました。本当にありがたく、感謝しています。

年末年始はさすがに・・と思ったら、1月4日に著者インタビューを載せてくださったダイヤモンド・オンラインの記事が20万PVを超え、週間ランキングとFacebookいいねランキングで1位になっているそうです。http://diamond.jp/articles/-/112756

私には一発屋のような芸もないし、華やかさもなく地味だし、瞬発力や何か突出した能力がないですが、じわじわ(コツコツ)続けていく力は少しだけあるかな、と(この継続力も、私よりすごい継続力のある人をたくさん見ているのであまり言えませんが・・)。

2017年の年始に生き方と働き方を考えるにあたり、伊那食品工業のような「年輪経営」でいこう、と思った次第です。2016年に生み出した本を、2017年は育てていきます。若い世代に対しては、人と比べたり自分のできないところに劣等感を持ったりせず、自分のできるところに集中して自信を持つ大切さを伝えていきます。では今から毎日新聞を買いに行ってきます!

This is a photo of when I was a student of Nara Women’s University

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