人と比べて劣等感を持たず、自分のできることにフォーカス(集中)する

46で亡くなった父が、王貞治選手と対戦した元甲子園球児でした。小さい頃、小学校の校庭でキャッチボールを父とやらされては「ヘタクソー!」と言われるのがほんといやで。体育の時間も50m走ればタイムは10秒超えるし、跳び箱飛べば上に乗っかるし、ドッジボールやれば球当てられるし。体育と運動はコンプレックスの塊でした。

一つ目の高校(福岡)で試しにバドミントン部に入ってみたものの、1年で千葉へ転校しなければならず、帰宅部になったので、大学では何か続けようと思い、何を血迷ったか体育会硬式庭球部に入りました。運動神経のいい、瞬発力の優れた人たちとプレーし、また劣等感の塊に・・。ただ、瞬発力のない私も持久力はあり、シングルスで7-6, 6-7,7-6で勝ったり、「壁」と言われるほどどんな球も返したりする中で、「ボレーで華々しくプレーする人の真似をしなくていいんだ」と思うようになりました。むしろボレータイプとダブルス組めば強いのだ、と。

大学4年では北海道1ヶ月間ひとりで自転車で1,800km走り(写真)、青年海外協力隊訓練所の10kmマラソンでは50分で走って女子2位になり、「瞬発力なくても持久力はあるんだ」というのが、運動神経の鈍いわたしのささやかな自信と心の支えになりました。
2ヶ月前の2016年10月28日に出版した本(賞味期限のウソ)が、今朝7日付の毎日新聞(埼玉版)で紹介されたそうです。きのう6日には、オルタナ編集部の松島香織さんが、サステナブル・ブランズジャパン(SBJ)に書評を書いてくださいました。後日、オルタナ・オンラインとYahoo!にも書評を載せてくださるとのこと。

http://www.sustainablebrands.jp/…/…/detail/1188695_2139.html

私には、この2ヶ月、箱根駅伝のように、誰かが走ってたすきを次の人に渡し、また次の人がたすきを受け取り走っている(=本を紹介し、勧めてくださっている)ように思えてなりません。

本は出して終わりでなく、出してからが勝負です。出版前から出版後の11月・12月と、たくさんのメディアが順々に紹介してくださいました( http://www.office311.jp/media.html )。メディアだけでなく、川部紀子さんが北海道のテレビとラジオに紹介して出演を実現させて下さったり、Amazonレビューや書評を書いてくださったり、全国の書店で何度も買ってくださったり、売り場写真を送ってくださったりした方々がたくさんいらっしゃいました。本当にありがたく、感謝しています。

年末年始はさすがに・・と思ったら、1月4日に著者インタビューを載せてくださったダイヤモンド・オンラインの記事が20万PVを超え、週間ランキングとFacebookいいねランキングで1位になっているそうです。http://diamond.jp/articles/-/112756

私には一発屋のような芸もないし、華やかさもなく地味だし、瞬発力や何か突出した能力がないですが、じわじわ(コツコツ)続けていく力は少しだけあるかな、と(この継続力も、私よりすごい継続力のある人をたくさん見ているのであまり言えませんが・・)。

2017年の年始に生き方と働き方を考えるにあたり、伊那食品工業のような「年輪経営」でいこう、と思った次第です。2016年に生み出した本を、2017年は育てていきます。若い世代に対しては、人と比べたり自分のできないところに劣等感を持ったりせず、自分のできるところに集中して自信を持つ大切さを伝えていきます。では今から毎日新聞を買いに行ってきます!

This is a photo of when I was a student of Nara Women’s University

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