国連2021年3月4日夜23:30発表速報 年10億トン近く廃棄 食品ロスは温室効果ガス排出10%で気候変動の主要因 SDGs世界レポ(61)

Last night, Thursday, March 4, at 23:30 Japan time, the United Nations Environment Program (UNEP) released a new report on food loss. Nearly one billion tons of food available to consumers worldwide is wasted, and the resulting greenhouse gas emissions account for nearly 10% of the world’s total emissions. Food loss is a major contributor to climate change, according to the UK’s WRAP. Household waste in middle-income countries, previously thought to be “low,” has also been found to be higher than expected.

昨晩3月4日(木)の日本時間23:30、国連環境計画(UNEP)が、食品ロスに関する新しい報告書を発表しました。世界で、消費者が入手可能な食品のうち、10億トン近く廃棄、それによる温室効果ガスの排出量は、世界の排出量のうち、およそ10%近くを占めるとのこと。食品ロスは、気候変動の主要因であると、英国WRAPが述べています。今までは「少ない」と考えられていた、中所得国の家庭の廃棄も、予想以上に多いことがわかりました。

https://news.yahoo.co.jp/byline/iderumi/20210305-00225747/

たまごの賞味期限は2か月? 正しい保管方法を日本養鶏協会に聞いた(Yahoo!ニュース記事へのオーサーコメント)

卵は10度以下で保管すれば57日間、生で食べられます。市販の卵の賞味期限が2週間と短いのは夏場に「生で」食べる前提で設定されているからです。市販の卵には「賞味期限を過ぎたら加熱調理して早めに食べましょう」と書いてあります。十分に加熱調理しサルモネラ菌の心配がない状態で早めに食べ切りましょうということです。

昔の冷蔵庫はドアポケットに卵ケースがついていましたが、最近のものは奥に卵ケースがついているパターンが多いようです。卵の品質を保つためには揺らさないほうがよく、温度変化の少ないところに置いたほうがいいからです。卵の殻にサルモネラ菌が付いていることもあるのでパックのまま奥に入れるのがお勧めです。

記事に「海外で卵を生で食べるのがタブー」とありますが、カルボナーラは生で、十分に火を通さず食べますよね。イタリアでは子どもの滋養目的で生卵に砂糖やココアを入れて食べさせると現地取材で聞きました。

https://news.yahoo.co.jp/profile/author/iderumi/comments/posts/16125920843060.4254.02859/

2021年2月の講演予定

2021年2月のオンライン講演です。ご都合と条件のあう方はどうぞ!お申し込み方法はリンク先にあります。

2月6日 第21回 令和2年度 千葉県栄養改善学会で「コロナ禍における食品ロスを考える」栄養士・管理栄養士の方々へ教育講演
https://lnkd.in/gsikifN

2月12日 埼玉県環境部環境政策課(埼玉県中小企業診断協会)主催 環境SDGs宣言企業成功事例発表会で「世界と日本の最新事情から学ぶ 食品ロスをなくす方法 〜SDGs達成と持続可能な社会に向けて」100名に基調講演(浦和コルソホール)
https://lnkd.in/gZEiAhT

2月15日 サステイナブル・レストラン協会主催 食品ロスを学ぶ 飲食業界ができること
https://lnkd.in/gyM_HKf

2月21日 食の安全と安心フォーラム 第20回 SPSS(食の安全と安心を科学する会)創立10周年記念「食品ロス削減&SDGsシンポジウム」で『食品ロス削減とSDGsのポイント』100名へ基調講演(於:東京大学農学部弥生キャンパス) https://lnkd.in/gUTnbD5

2月25日 内田洋行主催 食品ITオンラインセミナー「ITの活用で食品ロス削減に取り組む」講演  https://lnkd.in/gFjZTCn#食品ロス

「恵方巻の大量廃棄問題」はどうなったか 124店舗調査と3年データ推移で探る

恵方巻の大量廃棄問題、2021年の今年はどうなったでしょうか。首都圏と沖縄県あわせて124店舗のスーパー、コンビニ、百貨店、寿司店の調査と、日本フードエコロジーセンターに届いた、食品工場3社の処分量の過去3年間の推移(2019〜2021)を調べました。

https://news.yahoo.co.jp/byline/iderumi/20210204-00220830/