昨日、下記のツイートをしたら、38名の方にリツイートして頂いていました。
ありがとうございます。。。
大阪府は、府内のゆるキャラが45まで増えてしまい、どれも全国的な知名度に劣るため、ゆるキャラのリストラを行うことになりました(NHKラジオ第一、2014.4.21 19:35頃の放送)。会社員だけじゃなく、ゆるいキャラクターまでリストラされるとは、世知辛い世の中になったもんだ。。
昨日、下記のツイートをしたら、38名の方にリツイートして頂いていました。
ありがとうございます。。。
大阪府は、府内のゆるキャラが45まで増えてしまい、どれも全国的な知名度に劣るため、ゆるキャラのリストラを行うことになりました(NHKラジオ第一、2014.4.21 19:35頃の放送)。会社員だけじゃなく、ゆるいキャラクターまでリストラされるとは、世知辛い世の中になったもんだ。。
会社を辞めたら聞かれるようになった質問はもう一つあります。
「メイン(の仕事)は何ですか?」という質問です。
ラジオを聴いていたとき、東京とミラノに拠点を持ち、複数のプロジェクトを抱えて活動する、デザイナーで建築家の佐藤オオキさんが、
「5つの肩書きを持っていると、海外では
“ほかの人の5倍がんばっているんですね”
と言ってもらえるが、日本だと
”ああ、いろんなことを5分の1ずつやってるんですね”
と言われる」
と話していて、すこし、わかるような気がしました。
一つの組織に所属していることが相手に対する安心感をもたらす一方、いろんな肩書きを持っていることは、日本の中では、あまり好意的に見てもらえない気がしています。
日本では、
「なんとか会社のなんとかさん」
「○○財団の○○さん」
のように、個人の名前の前に枕詞(=所属する組織)をつけたがるので、それがないと、つかみどころがないのでしょう。
福山雅治さんは、音楽をやり、俳優をやり、写真を撮り・・・でも、おそらく「メインは何ですか」とは聞かれないでしょう。何か枕詞をつけなくても、「福山雅治」という個人としてとらえてもらえる、そういう存在にまでなっているからだと思います。
前職のグローバル企業時代、海外では、ほとんど名刺交換しないことに気づきました。会話を交わしていって、ああ、この人とは、これから先も付き合いが続いていくだろうな、と思った人に対しては、「これ、自分の連絡先だから」と言って、business cardを渡してくれる。
日本では、初対面の人とは「とりあえず」名刺交換から入り、「○○会社の○○です」って言い合い、そのあと、二度と会うことのない人の名刺は、結局、無駄になる。これこそ、紙とインクの「もったいない」ではないでしょうか。
【林文子さんから頂いた花束】
3月3日、淑徳大学 看護栄養学部 栄養学科でキャリアの講演をしたあと、日本経済新聞社主催シンポジウムの基調講演「女性がいきいきと働き続けるために」(林文子氏)を聴きに。After making a lecture on my career path to students of Shukutoku University, went to Nikkei Hall and attended a lecture of Fumiko Hayashi, Mayor of Yokohama City
この、
自分が講演をする ⇄ 講演を聴く
大学で講義する ⇄ 大学院で院生として学ぶ
という、相反する両方の立場を経験するライフスタイルが気に入っています。また、民間企業(日本系・外資系)・青年海外協力隊・NPO・大学という、いろんな立場を経験してきたキャリアパスも。
林文子さんの講演を最初に聴いた2004年7月24日、当時、BMW社長だった林さんの講演は、国際女性ビジネス会議に参加していた多くの女性の涙を誘いました。高校卒業後、男女差別の壁に阻まれながらも前向きに仕事し、闘って紡いできたその姿勢に、皆の心が動かされたのだと思います。
その年から、毎年、国際女性ビジネス会議に参加するたびに、林さんと名刺交換して言葉を交わすのが楽しみになりました。年一回。
2006年3月、博士号を取得した際、bccメールでご報告したところ、当時ダイエー代表取締役会長 兼 最高経営責任者になられていた林文子さんが、私の勤務先宛に、大きなフラワーアレンジメントを贈って下さり、感激しました。年に一回しか会わない、仕事上、直接関係のない、ただのいち会社員に、「井出さん、おめでとう!」「頑張ってる女性を見るのは、本当にうれしい」と。
あのとき頂いた花束とメッセージは、私のこころの中で、生きています。
横浜市長となられてから、昨年初めだったか、一度ACCJの会合でお会いしたら、「ずいぶん大人っぽくなっちゃったわね」と言われました(笑)
そして昨日の講演。いつ聴いても、林さんの講演は、聴いている人のこころを動かす力がある。
林さんの何に惹かれるかというと
1、実践力・行動力・・・口だけ言うではなく、実行し、実現できる力
2、仕事を楽しむ姿勢・・・やらされ仕事でなく幸福感に満ちた仕事
3、こころを込めて対処する姿勢・・・いまの世の中、少なくなっている
でしょうか。
林さんと私とは、これまで取り組んできたことも、強みも、目指すところも、すべてが違いますが、仕事する女性として尊敬しています。まだまだ20年、30年かかるかもしれませんが、刺激を受けながら生きていきます。
知らず知らずのうちに、手段が目的化してしまっていることがあるのかもしれない。
本来の目的はそうではないのに。