林文子さんから頂いた花束

【林文子さんから頂いた花束】

3月3日、淑徳大学 看護栄養学部 栄養学科でキャリアの講演をしたあと、日本経済新聞社主催シンポジウムの基調講演「女性がいきいきと働き続けるために」(林文子氏)を聴きに。After making a lecture on my career path to students of Shukutoku University, went to Nikkei Hall and attended a lecture of Fumiko Hayashi, Mayor of Yokohama City

この、

自分が講演をする ⇄ 講演を聴く
大学で講義する ⇄ 大学院で院生として学ぶ

という、相反する両方の立場を経験するライフスタイルが気に入っています。また、民間企業(日本系・外資系)・青年海外協力隊・NPO・大学という、いろんな立場を経験してきたキャリアパスも。

林文子さんの講演を最初に聴いた2004年7月24日、当時、BMW社長だった林さんの講演は、国際女性ビジネス会議に参加していた多くの女性の涙を誘いました。高校卒業後、男女差別の壁に阻まれながらも前向きに仕事し、闘って紡いできたその姿勢に、皆の心が動かされたのだと思います。

その年から、毎年、国際女性ビジネス会議に参加するたびに、林さんと名刺交換して言葉を交わすのが楽しみになりました。年一回。

2006年3月、博士号を取得した際、bccメールでご報告したところ、当時ダイエー代表取締役会長 兼 最高経営責任者になられていた林文子さんが、私の勤務先宛に、大きなフラワーアレンジメントを贈って下さり、感激しました。年に一回しか会わない、仕事上、直接関係のない、ただのいち会社員に、「井出さん、おめでとう!」「頑張ってる女性を見るのは、本当にうれしい」と。

あのとき頂いた花束とメッセージは、私のこころの中で、生きています。

横浜市長となられてから、昨年初めだったか、一度ACCJの会合でお会いしたら、「ずいぶん大人っぽくなっちゃったわね」と言われました(笑)

そして昨日の講演。いつ聴いても、林さんの講演は、聴いている人のこころを動かす力がある。

林さんの何に惹かれるかというと

1、実践力・行動力・・・口だけ言うではなく、実行し、実現できる力
2、仕事を楽しむ姿勢・・・やらされ仕事でなく幸福感に満ちた仕事
3、こころを込めて対処する姿勢・・・いまの世の中、少なくなっている

でしょうか。

林さんと私とは、これまで取り組んできたことも、強みも、目指すところも、すべてが違いますが、仕事する女性として尊敬しています。まだまだ20年、30年かかるかもしれませんが、刺激を受けながら生きていきます。

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