本日2017年12月7日(木)は東大農学部キャンパスで、青果物流通研究会山本 謙治さん主催の12月例会が開催されます。「食品ロスはなぜ起きるのか」と題して講演します(クローズド)。
あさって12月9日(土)は東京都府中市で、議員の福田 千夏 (Chika Fukuda)さん主催の講演会で食品ロスについて2回講演(午後の部と夜の部)。
そして12月12日(火)は、元消費者庁長官阿南 久さん主催のASCONで講演、本日7日(木)締め切りです!
本日2017年12月7日(木)は東大農学部キャンパスで、青果物流通研究会山本 謙治さん主催の12月例会が開催されます。「食品ロスはなぜ起きるのか」と題して講演します(クローズド)。
あさって12月9日(土)は東京都府中市で、議員の福田 千夏 (Chika Fukuda)さん主催の講演会で食品ロスについて2回講演(午後の部と夜の部)。
そして12月12日(火)は、元消費者庁長官阿南 久さん主催のASCONで講演、本日7日(木)締め切りです!
【農林水産省ASEAN食産業人材育成事業】
講義が「ミャンマー語に訳される」という、生まれて初めての経験。
日本の企業から27名が講師として派遣された2週間のプログラム中、学生たち自身に商品開発と発表をやってもらう、初の試み。
「初めて」のチャレンジは、リスクも伴うけど、やっぱり楽しい。
自分が一方的にしゃべり続ける一方通行の講義ではなく、現地の学生たち自身が考え、話し合い、発表する。彼らの中にあるものを引き出し、楽しみながら受講してもらう機会を創ることができたのが、ささやかな喜びでした。
今年は2月にタイ・6月にカンボジア・11月にミャンマーでの講義の機会を頂きました。全て「初めて」の経験でした。ありがとうございました!Give a lecture on food loss at Yezin Agricultural University in Myanmar, food-value-chain program supported by MAFF
昨晩、ミャンマーより帰国しました。
12月1日から始まる、全国食べきり運動について、Yahoo!ニュースに記事を書きました。
2017年11月28日、農林水産省ASEAN食産業人材育成事業の一環で、ミャンマー・ネピドー(Nay Pyi Taw, Myanmar)のイエジン農業大学で120分の講義をしました。通訳してくださったのは、テッテッさんです。
今回、参加した大学は次の4つで、全部で42名です。
Yezin Agricultural University
Veterinary University
Co-operative University, Saging
Co-operative University, (地名わからず)
修士課程や博士後期課程の学生、社会人の学生もいらっしゃいました。受講態度は真摯で、難しい内容の講義でも懸命にメモをとり、一番後ろの座席でも、講師の言葉に耳を傾け、うなずいている学生もいました。そして、講義の後、本当によく質問をしていました。受講者のうちの4分の1ぐらいが質問しました。
また、指導する先生も、日本をはじめとする海外で学位を取得した方が多く、今回の講義に同席した女性の先生のお一人は、東京農工大学で修士号と博士号を、もう一人は東京農業大学で修士号と博士号を取得していました。
この農林水産省事業は、ASEAN諸国10カ国の大学へ、日本のフードバリューチェーンについて指導することのできる人材を講師として送り込み、大学で2週間のプログラムを実践し、受講するというものです。
今回は、農林水産省、イオンリテール、日清食品、キッコーマン、ヤクルト、日清食品、吉野家、NECソリューションイノベーター、三井住友銀行、ヤマトグローバルロジスティクスジャパンなど、27人の専門家が順番にミャンマーに入国し、それぞれの専門分野について講義をおこないました。
この2週間のプログラムで、私はたまたま「トリ」を務めました。
今年2017年の2月にはタイのカセサート大学で、6月にカンボジアの王立農業大学で、このプロジェクトの一環で、それぞれ180分間の講義をおこないました。
どの国の講義も、テーマとしては「食品ロス」。毎回、食品ロス削減のための商品開発をおこない、プレゼンテーションしてもらう、という企画にしました。
世界的な背景として、2050年までに世界人口が90億人を超え、食品が足りなくなるので、いまある食資源を大切に消費しないといけないこと。国連が、2015年秋のサミットで、「2030年までに世界の食料廃棄を半減させる」という目標を定めたので、ミャンマーも含めて、世界で食品ロスを減らさなければならないということを説明しました。
前半の講義だけではなく、ワークショップとプレゼンテーションをおこないました。今回は、ミャンマーの農産物を使い、日本向けに輸出するための農産物加工品を開発してもらいました。
ASEAN諸国すべてに言えることですが、吸収力や貪欲さが深く、素晴らしい。
今回の4グループは、それぞれ、バナナチップ、アスパラガスの缶詰、トマトの缶詰、バナナワインなど複数の商品を開発してくれました。
優勝チームはバナナワインのチーム。日本から持参した、パン・アキモト社のパンの缶詰をプレゼントしました。
ほかのチームはジャンケンしてもらい、ラムネ、コロロ(菓子)、エビ煎餅をプレゼントしました。
ありがとうございました。
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