積み木くずしの名人

この本を読んでいたら、「積み木くずしの名人」という言葉が出てきて、言い得て秒、と感じました。

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『”積み木くずしの名人”とは、人が練り上げた計画やアイディアやプロジェクトを、ほんのひとことでみごとにひっくり返してしまう人たちのことをいいます』

『彼らは自分ではなに一つつくり出すことができないくせに、人が苦労して積み上げたものを壊すのが大好きなのです』

『こういう人たちが二言三言もらすだけで、どんなにすばらしいアイディアも計画も品物も芸術作品も、みんな根元からふみつけにされてしまうのです』

特によかったのはこの表現。

『彼らはただ、ものごとをひっくり返したときに自分には力があると感じるのです』

積み木くずしの名人が、組織の決定権を握っている場合もあるだろうなあ。

26日(金)発売の著書、たくさんのご予約ありがとうございます

9月26日(金)に発売される著書「一生太らない生き方」

フェイスブックで紹介させて頂いたところ、たくさんの方に予約して頂きました。

ありがとうございます。

引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

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初の単著 9月26日出版「一生太らない生き方」
Amazonで予約受付中! http://goo.gl/Ne1MLK
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井出留美 Rumi Ide, Ph.D.
株式会社 office 3.11 (サンテンイチイチ)
代表取締役
博士(栄養学)
日本広報学会 理事
女子栄養大学・石巻専修大学 非常勤講師
iderumi@gmail.com
http://www.office311.jp/profile.html マンガ「イデルミ物語」
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食とコミュニケーションの分野で
東日本大震災(3.11)後の社会に貢献します。

【Amazonで予約受付スタート】初の単著を発行します「一生太らない生き方」

このたび、初の単著を発行することになりました。

2014年9月26日発売です。

調べたら、この日は「大安」でした。

(別に気にしなくていいでしょうが・・・・)

本のタイトルは、

「一生太らない生き方」

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すでにAmazonで予約販売を受付中です。

この本が出来上がるまでには、お世話になった方がたくさんいらっしゃいます。

本当にありがとうございました。

感謝の言葉は、巻末の「おわりに」に書きました。

また、この本の出版に際し、初めて病院で「血管年齢」診断や「肺年齢」診断を受けた結果についても「おわりに」で書きました。

ちょっとだけ、そこの文章から引用してみますと・・・

『先日、FMラジオのJ-Waveを聴いていたところ、佐藤可士和さんの脳年齢が25歳と紹介されていました。

なんでも、脳年齢の若さをタイトルで謳った著書を出版されたとのこと。

佐藤可士和さんといえば、国内外で数々の成果を出していらっしゃる著名デザイナーです。

食の専門ではない方が食の本を出されたんだ。

だったら私も測定してみよう。

と思い立ち、アンチエイジングの項目を検査できる医院を予約して測定し、結果を受け取ったところ・・・』

この続きは、本書で・・・・

9月26日の発売後、読んでいただいて、コメントがありましたら、ぜひ!

率直な感想を書き込んで頂ければ幸いです。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

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「断言しよう、人生は変えられるのだ。」by John Kim

書籍「媚びない人生」の著者、ジョン・キムさんが、新著を出版なさいました。

「断言しよう、人生は変えられるのだ。」

早速、最後まで読みました。

ジョン・キムさんの著書は、何度も繰り返し読むだけの価値があります。

読むたびに新たな発見があり、咀嚼しながら何度も読むことのできる内容が詰まっています。

哲学書を読んでいるような気持ちになれます。

印象に残ったことが3点ありました。

ひとつめは、人とのつきあい方。

『弱い人間ほど、敵が欲しくなる』という言葉にはドキッとしました。

『議論するに値しない人とはぶつからない』というのも、なるほど、と思いました。

『敵対する人があらわれたら、相手の幸せを祈り、ただし自分の人生とは関わらないで欲しいと遠ざける』という趣旨も、本当にその通りと思います。

以前、ある方が『敬して遠ざける』とおっしゃっていて、それと同じものを感じました。

ただ、すこし疑問に思ったのは、何人かの人は、自分に近い距離に、そういう、関わらざるを得ない人がいるのではないか、そういう場合はどうしたらいいか、ということです。

たとえば配偶者や友人は自分の意志で選ぶことができたとしても、勤務先の直属の上司は、多くの場合、選ぶことができません。

もし、直属の上司が「議論するに値しない人」だったら・・・・?

「敵対してくる人」だったら・・・・・?

自分の意志では避け難い人がそういうタイプだったら、どうしたらよいのだろう。

そして、印象に残った2つめ。

『先人の築いた頂上を1センチ更新するつもりで本を読む』という言葉。

たった1センチであっても、それは確実に、自分が更新した実績につながります。

相手の書いたことを理解するだけに終わらせず、自分が返していく、与えていく、という気持ちを常に持つということ。

ある大学教授が、「研究というのは、薄〜い、一枚の紙を、積み重ねることだ」という趣旨のことをおっしゃっていました。

私自身は、1センチというのはとても高い目標に思えて、一枚の紙(ティッシュペーパーのような薄い薄い紙)を積み重ねる、という言葉がしっくりと来ます。

印象に残った3つめ。

引用されていたフランソワーズ・サガンの言葉。

『知性というものを持つ人は、多元的に物事を考えることができる人だ』

池上彰さんの著書に「教養とは多様性を育むこと」という趣旨の言葉がありました。

いま、NPOとして関わっている活動は、全国に広がっています。その中で思うのは「多様性が認められる社会になってほしい」ということです。

また、大学院での研究テーマ「NPO活動の評価基準の開発」ということを通しても、多様性 というのが私の最近の思考の中にあるキーワードです。

ここで、私なりに、ジョン・キムさんの著書「断言しよう、人生は変えられるのだ。」の印象に残った部分と、自分なりの解釈を加えてまとめてみると、

1、議論は、議論するに値する人とし、そうでない人に対しては、相手の幸せを祈り、「敬して遠ざける」

2、先人の築いてきたものに対して、自分はティッシュペーパー 一枚ぐらいでも、新たなものを積み重ね、社会に対して「お返し」をしていくこと

3、知性と教養を持つ人は、多元的に、多面的に物事を観ることができる人であり、多様性を認められる人である

です。

稚拙な内容ですが、これからまた繰り返し読み、咀嚼することで、理解を深め、本を通してジョンさんとの対話を続けていきたいと考えています。