この本を読んでいたら、「積み木くずしの名人」という言葉が出てきて、言い得て秒、と感じました。
『”積み木くずしの名人”とは、人が練り上げた計画やアイディアやプロジェクトを、ほんのひとことでみごとにひっくり返してしまう人たちのことをいいます』
『彼らは自分ではなに一つつくり出すことができないくせに、人が苦労して積み上げたものを壊すのが大好きなのです』
『こういう人たちが二言三言もらすだけで、どんなにすばらしいアイディアも計画も品物も芸術作品も、みんな根元からふみつけにされてしまうのです』
特によかったのはこの表現。
『彼らはただ、ものごとをひっくり返したときに自分には力があると感じるのです』
積み木くずしの名人が、組織の決定権を握っている場合もあるだろうなあ。
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