iderumi について

井出留美(いで・るみ) 株式会社 office 3.11 代表取締役 社会活動家。 世界13億トンの食品ロスの削減を目指す食品ロス問題の専門家。 消費生活アドバイザー (内閣総理大臣及び経済産業大臣事業認定資格)。 女子栄養大学/石巻専修大学 講師、博士(栄養学)/修士(農学)。 東京大学大学院農学生命科学研究科修了。 ライオン入社後、ボランティア体験を基に提言したコンテストで 準優勝。「人の役に立ちたい」と退職、青年海外協力隊参加。 帰国後、日本ケロッグ入社。広報室長と社会貢献業務を兼任、 余剰食品を困窮者に活用するフードバンクへの支援を開始する。 3.11の食料支援時、理不尽な大量廃棄に憤りを覚えて退職。 人生の転機となった誕生日を冠した(株)office3.11設立。 フードバンク広報の依頼を受け、NPOとして史上初の PRアワードグランプリソーシャル・コミュニケーション部門 最優秀賞や農林水産省食品産業もったいない大賞食料産業局長賞へと 導く。独立後のメディア出演はNHKや日経新聞等180回。 埼玉県川口市で市議、県庁職員、商店街振興組合理事長、 パン屋、NPOなどを集めて「食品ロス削減検討チーム川口」を主宰し、 余剰食品を集めて困窮者に活用するフードドライブを実施している。 著書に「一生太らない生き方」。 NHK「おはよう日本」「あさイチ」「news Watch9」「特報首都圏」 「週刊ニュース深読み」「オイコノミア」NHK World、 テレビ東京「ガイアの夜明け」等出演多数。 「すべての人が安心して食べられる、笑顔で暮らすことができる社会」 を目標に、「食」の課題を伝える活動を続けている。 http://www.office311.jp/profile.html#pro

2021.3.13 日経プラスワン 何でもランキングに専門家として掲載

日経プラスワン何でもランキングで専門家として載せていただきました♪数十個におよぶごみ削減のヒントの中から複数の専門家が選び、ベスト10を決めるものです。13日付朝刊に掲載されたものが、会員限定でネットにも掲載。

マイボトルやシリコン蓋 ゴミ削減、達人の知恵と工夫https://www.nikkei.com/article/DGXMZO69840550Q1A310C2W01000/

「定価より高くても売れる」経産省RFID実験にみる消費者ニーズの多様性

前に、若い方が「食品ロス削減=安売り、じゃないはず」と書いていたのがとても印象に残っています。値段を値引いてでも売り切ることは大切ですが、適量を定価で売ったほうが関係者の実入りは多くなるので、安売り一択が解決法ではないと思っています。そんな中、今回の経済産業省の実証実験は、鮮度が高い農産物は、むしろ定価より高くなるという設定でした。それでも、毎回、鮮度の高いものを選ぶ消費者の方がいらっしゃり、興味深い結果となりました。https://news.yahoo.co.jp/byline/iderumi/20210318-00227838/

ミャンマー、クーデター後に食品値上がり 貧困層に打撃も=国連


https://news.yahoo.co.jp/articles/c30d2efa5ebc996ae8adec7b500493e96e409ea3

食料不足で食料価格が上昇し、貧困層が入手できない状況はこれまでも繰り返し起きています。2007〜2008年にかけて世界の小麦・米・とうもろこし・大豆の価格がそれまでの最高価格の3倍に値上がりし、タイではコメ泥棒が登場、スーダンでは国連WFPのトラックが乗っ取られ、エジプトでは配給の列で喧嘩が起き死亡者まで出ました。

物理的には世界の全員が食べていける十分な食料生産がなされているにもかかわらず、飢餓や食料不安が起きてしまう理由は主に3つあります。1つめが紛争、2つめが自然災害、3つめが経済の停滞や低迷です。ミャンマーの現状は1と3に加えてコロナ禍が重なった形です。食料不足は食料価格の上昇を生み、困窮者を圧迫します。

2017年、ミャンマーのイエジン大学へ講義に行った時には穏やかで平和な街でした。今回、多数の方々が亡くなったことに衝撃を受けています。静かで平和な街に戻ることを願っています。

https://news.yahoo.co.jp/profile/author/iderumi/comments/posts/16159320681829.0fb5.22503/

「気候変動と食品ロス?」 コロナの時代の食品ロス(米国編 vol.3)SDGs世界レポ(63)

食品ロスが気候変動に大きく影響すると考える人は少ないですが、食品ロスは世界の温室効果ガスの8〜10%を占め、自動車に匹敵します。英WRAP「英国民の80%以上は気候変動を懸念しているが、気候変動と食品ロスに関係があると考える人は32%に過ぎない」#食品ロス#気候変動


https://news.yahoo.co.jp/byline/iderumi/20210315-00227400/

『ギフト・エコノミー 買わない暮らしのつくり方』(青土社)生まれて初めての帯文を書きました

高知県の山のふもとで暮らし、『ゼロ・ウェイスト・ホーム』など、数々の翻訳書がある服部雄一郎さん の新しい翻訳書『ギフト・エコノミー 買わない暮らしのつくり方』(青土社)。先日、clubhouseで「お金に依存しない暮らし方」の話題が出たので、この本をご紹介したら、早速、買って下さった方がいらっしゃいました。私も生まれて初めての帯文を書いています。服部さんのブログ「サステナブルに暮らしたい」もすごく参考になりますよ。服部さんが、葉山町役場のごみ担当職員から今の暮らし方になっていった変遷が自然体で、共感します。

『ギフト・エコノミー 買わない暮らしのつくり方』(青土社) https://amzn.to/3sTxbqS

サステナブルに暮らしたい!  http://sustainably.jp