イタリア・ミラノ万博へ行かれる方へ、参考情報をQ&A形式でまとめました(1)予約から会場に行くまで編 〜開幕4日目に行ってまいりました〜

2015年5月1日、イタリア・ミラノ万博が開幕しました。

ゴールデンウィークの旅行先としてイタリアを選んだのが先か、
それともミラノ万博へ行く日程としてゴールデンウィークを選んだのが先か、
今となっては忘れましたが、5月4日にミラノ万博へ行ってまいりました。

開幕4日目ですから、タイミングとしてはかなり早いほうではないでしょうか。
10月31日までの半年間、開催していますものね。

出展国によっては、未完成のブースもありました。
周囲ではブルドーザーが動いているところもありました。

私の知っている方では、9月に渡航される方が多いようです。

そこで、これからミラノ万博へ行かれる方へ、参考になる情報が少しでもあれば・・・と思い、Q&A方式でまとめてみました。
経験者の失敗談と経験を語ることにより、すこしでもお役にたてれば幸いです。

Q&Aシリーズ

Q1 ミラノ万博のチケットはどこで購入できますか?
A1 インターネットを通して予約・購入することができます。
   また、HISの都内支店など、一部の旅行代理店の窓口でも購入できます。

   私はミラノ万博の公式サイトから予約・購入しました。
   英語が理解できる方ならこちらがお勧めです。

http://www.expo2015.org/en/tickets

    日本語の情報は、下記サイトをご覧ください。
    昼間の時間帯より、夜の時間帯のみの「イブニングチケット」のほうが安いです。
    また、日にちを定めないオープンチケットより、日にちを確定したチケットのほうが安いです。
http://visitaly.jp/expo-milano-2015

    旅行代理店を通して日本語で予約・購入されたい方は、こちらのサイトをどうぞ。
http://visitaly.jp/expo-tour-3.html

Q2 飛行機はどこの航空会社がお勧めですか?
A2 保有するマイレージなどを考慮しながら好きなところを選べばよいと思います。
   私はイタリアのアリタリア航空を選びました。
   直行便があり、12時間の飛行時間で飛ぶことができます。

   旅行会社を通すと手数料がかかるので、アリタリア航空の公式サイトから予約・購入しました。

https://www.alitalia.com/jp_ja/

   何日もかけて何度も見ていたのですが、ほんの一日(数時間)の差で予約が埋まってしまい、価格帯の高いところしか残っていなかったりしますので、日程が決まったら早めに予約しましょう!

   アリタリア航空は、

   ファーストクラス

   ビジネスクラス

   プレミアム(PR)エコノミークラス

   エコノミークラス

   があります。

   もちろん、エコノミークラスが最も安いのですが、ビジネスとエコノミーとの間にある「プレミアムエコノミー」は、予算に余裕があればお勧めです。ビジネスクラスと同じくらい、座席と座席の間に空間のゆとりがあります。ビジネスクラスであれば、寝るとき、身体を水平にして眠ることができますが、プレミアムエコノミーはそこまではできません。でもエコノミークラスだと、結構、座席間隔が狭いです。飛行時間12時間ですので、それが大丈夫で、価格優先であればエコノミーでしょう。

   今回はプレミアムエコノミーを選びました。
   アメニティももらえます。
   靴下、アイマスク、イヤホン、リップバーム、ハンドクリーム、歯磨きセットなどが入っています。

Q3 空港からの移動は何がお勧めですか?
A3 ブルマン(バス)、鉄道、タクシーなどがありますが、多くの人はブルマン(バス)を使っているようです。
  空港からミラノ中央駅まで10ユーロです(2015年5月9日現在)
  1ユーロが150円とすると、日本円で1500円くらい。
  日本の空港バスを考えると、まあまあな値段ですよね。
  所要時間は50〜60分くらい。
  5月2日に空港を降りてから乗った乗り場は空港中央口出てわりとすぐの「4番」でした。
  15〜30分置きに出ているようです。
  料金は、バスに乗る前に直接、乗務員か係の方に払えばOKです。

  鉄道も快適ですが、仕組みを理解して慣れないと、駅から乗るのに日本のようにスムーズにはいかないので、着いたばかりで大きなスーツケースを抱えているときは、バスかタクシーを使ったほうが、身体的にも精神的にもラクかと思います。所要時間はバスとおなじくらい。

Q4 ミラノの中心部からミラノ万博会場への移動手段は何がお勧めですか?
A4 地下鉄です。

  日本で言うところのJR東京駅のような、ミラノ中央駅からだと15分で済みます。
  一方、地下鉄のDuomo駅からRho-Fiera駅までだと、乗車時間は25分かかります。

  でも、JRに相当する幹線から通じるゲートより、地下鉄からのゲートの方が数が多くあり、入るまでに短時間で済みました。

  日本の東京・名古屋・大阪の地下鉄と同様、色分けされています。
  ミラノ万博の最寄り駅は、赤のライン、M1と呼ばれるラインの終着駅、RHO-FIERA駅です。

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  ミラノ中央駅から直接、赤のラインは出ていなかったと思います。
  ミラノ中央駅から(徒歩)5〜7分くらい南へ歩くと、赤のラインの駅で「LIMA(リーマ)」駅というところがあります。
  ここからだと一本でいけます。
  料金は、確か2.5ユーロくらい。

  地下鉄の自動切符売り場は、英語で表示されるのですが、慣れないと、これも理解が難しい。
  信頼できそうな、近くにいる人に聞いて一回憶えれば、あとは簡単です。
  日本みたいに駅員さんが常に駅の改札付近にいるとは限りません。

地下鉄、赤のラインM1の路線図
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地下鉄のRHO-FIERA駅を降りてからの出口が複数あります。
日本のように、番号がついているわけではないのですが「EXPO」と書いてあるので、そこから出ること。

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わたしがいったときには別のところで別の展示会が開催されており、そちらもかなりの来場者がありました。
間違えてそちらへ行ってしまい、途中で気がつきました。

Q5 駅を降りてからゲートまでは距離がありますか?またゲートを通るのはすぐ済みますか?
A5 駅を降りてからゲートに辿り着くまで、結構、距離があります。
  時間を測っていたわけではないけど、5分はかかったかな。

  会場内でも結構歩くので、できればピンヒールやハイヒールなどではなく、運動靴がお勧め。また厚手の靴下をはいておくと、後で足がラク。
  
  ゲートは、日本で飛行機に乗るときを想定してもらえば、あれに似ています。
  荷物検査、身体検査があります。

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Q6 会場マップは会場でもらえますか?
A6 はい、もらえます。
  ゲートを通ってから、インフォメーションがあります。
  インフォメーションのところでもらう会場マップには、イタリア語バージョンと英語バージョンがあります。
  間違えてイタリア語バージョンをもらうと、イタリア語の理解できない人にはわかりません。
  English versionを指定しましょう。

同じタイトルで投稿した(2)に続きます。

2015年4月7日 お茶の水女子大学大学院博士後期課程で「キャリア開発特論(ロールモデル編)」講義

2015年4月7日、お茶の水女子大学大学院博士後期課程で「キャリア開発特論(ロールモデル編)」をおこないました。

さまざまなキャリアを持つ15名の女性が、週代わりで登壇するオムニバスの授業です。

昨年に引き続き、2度目。

2回ともトップバッターをつとめました。

http://tw.ao.ocha.ac.jp/syllabus/index_kyoin.cfm?jugyo=15S2008

日本系企業、外資系企業、NPO、大学など、さまざまな組織でキャリアを積んできた経験を、次世代の方へお話する機会を頂けること、とてもうれしく光栄に思います。

いろんな大学でこれまでにも講義の機会をいただいてきました。

今後とも、お役に立てるところで講義したいと思います。

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本日、お茶の水女子大学大学院博士後期課程で講義「キャリア開発特論(ロールモデル編)」

本日4月7日、お茶の水女子大学大学院博士後期課程で「キャリア開発特論(ロールモデル編)」の講義をおこないます。

昨年に引き続き、2度目です。

この「キャリア開発特論」の総合テーマは「女性博士人材」の多様なキャリア、だそうです。

博士号取得者か満期退学者または修士課程修了者(除く起業家)で、アカデミア以外の企業・起業・社会運動などで活躍している若手気鋭のゲスト講師(身近な”お姉さん”世代の女性)に、自分のこれまでの学び方・働き方・生き方を毎回(15回)リレー形式で披瀝してもらう、というものです。

「単なる座学にすることなく、それぞれの授業の後半で、これからの女性博士人材のキャリアパスとロールモデルの在り方を共に議論していく」といった目標が掲げられています。

http://tw.ao.ocha.ac.jp/syllabus/index_kyoin.cfm?jugyo=15S2008

これまでも、たくさんの大学でキャリアの講義をさせて頂きました。

今後とも、キャリアの講義に関する需要があれば、お伺いできればと思っています。

4月7日、お茶の水女子大学大学院「キャリア開発特論(ロールモデル編)」で講義

昨年2014年に引き続き、今年も、お茶の水女子大学大学院「キャリア開発特論(ロールモデル編)」で講演します。

内容は、次の通り。

キャリアパス

キャリアを積んでくるにあたり、その時々の意思決定の理由と判断

次世代の女性博士人材への期待

質疑応答

いつも、キャリアの講演で引き合いに出すのは、スタンフォード大学のジョン・クランボルツ博士の「計画された偶然性理論」。

お茶の水女子大学大学院のこの講義は、シラバスも公開されています。

http://tw.ao.ocha.ac.jp/syllabus/index_kyoin.cfm?jugyo=15S2008

皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。

4月1日、今日から仕事に就く方へ

やったことが即、成果に出ることは少ないと思います。今、がんばってることは、今すぐには結果が出ない。右肩上がりに一直線に成長していくというのも少ない。踊り場が来たり、谷底に落ちたり。そこで「結果出ないから」とすぐ諦めるんじゃなくて、踊り場を耐えられるかどうか。

今はボタンを押せばすぐになんでも手に入る世の中だから、パッと結果を得られないとすぐ放棄する人が多いかもしれないけど、「待つ」楽しみを味わって欲しい。仕事って、自分の持てるものを活かして社会によい影響を与えていけるものだから、とっても楽しいです。男女問わず、楽しんで仕事する人が増えるといいな。

どんな組織に所属したとしても、”大樹” に寄りかかり過ぎず甘え過ぎず、自分自身ですっくと立つ自立精神を常に持って欲しい。前例のないことにこそチャレンジしてほしい。前例を壊すのは楽しいぞ。応援しています!プレゼントはお花!

Message for new employees

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