映画「マダムマロリーと魔法のスパイス」

映画「マダムマロリーと魔法のスパイス」。

公開日は2014年11月1日。

食の仕事に携わる方、食べ物や料理が好きな人に観て頂きたい映画です。

公式サイトでの紹介より、一部、下記に引用します。
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ストーリー
南フランスでミシュラン1つ星フレンチ・レストランを経営する、マダム・マロリー。彼女は夫を亡くして以来、レストランでの最高のサービスと美食の追及に人生のすべてを捧げていた。ある日、そんなマロリーの店の真向かいに、新天地を求めてこの地にたどり着いたインド人一家がインド料理店を開業する。格式高い名門フレンチとにぎやかな庶民派インド・レストラン──何もかも対照的な2つの店は、食材やお客をめぐって衝突を繰り返す。その解決の鍵を握るのは、インド人一家の次男で“絶対味覚”と亡き母から受け継いだ“魔法のスパイス”を自在に操る、天才料理人のハッサンだった…。

この秋、南フランスの美しい小さな田舎町を舞台に、香り立つような絶品料理の数々に彩られた、感動の人間ドラマが幕をあける。オスカー女優ヘレン・ミレン演じる、マダム・マロリーがオーナーを務める老舗フレンチ・レストランと、その真向かいにできたインド料理店の間で繰り広げられる、ありえない“料理バトル”。この戦いは、やがて料理と人生にストイックな彼女と、2つのレストランに関わる人々に“美味しい奇跡”を巻き起こす━━。

リチャード・C.モレイスのベストセラー小説をもとに、エンターテイメントの神様スティーブン・スピルバーグが製作を務め、「ギルバート・グレイプ」、「サイダーハウス・ルール」、そしてアカデミー賞(R)5部門にノミネートされた「ショコラ」など、数々の珠玉の作品を手掛けてきた名匠ラッセ・ハルストレム監督が、人々の心の機微を温かく描き出す。マダム・マロリー役には、「クィーン」でアカデミー賞(R)に輝いた名女優ヘレン・ミレン。また、インド映画を中心に数多くの作品に出演してきたベテラン俳優オム・プリがマダム・マロリーと対立するインド・レストランのオーナーに扮し、物語に絶妙なスパイスを付加している。
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アナと雪の女王

アナと雪の女王。

全世界歴代興行成績8位を記録したそうです。

日本でも、公開31日間で、興行成績90億円、動員数750万人を突破したとのこと。

この週末に100億円達成が確定したそうです(クランクイン!2014.4.20 8:30am配信情報より)

ウォルト・ディズニー・ジャパンの宣伝プロデューサー廣村織香さんによれば、『日本人が共感しやすいキャラクターとストーリー』が要因では、とのこと。

姉のためなら自己犠牲を厭わない妹アナの姿勢に感動を憶える。

姉のエルサが他人に隠し続けてきた本来の自分の姿を解き放ち、「ありのままの自分」を受け入れていく姿に共感する。

主題歌の「let It Go」は、映画が公開された43カ国で謳われているそう。

日本で歌っている松たか子さんの歌声は、世界中で評価を受けたとのこと。

神田沙也香さんの歌声も、高音に伸びがあって素晴らしいですね。

神田沙也香さんは、声優学校に通ったり、舞台に登場したりなど、役者として磨きをかけてきて、芸能活動15年目にして、初めての大ブレークを果たしました。

自分のベクトルに合った方向へ向かって努力している人が、こうして評価を受けるのは、自分のことのように嬉しいです。






本橋成一監督のドキュメンタリー映画「アレクセイと泉」

本橋成一監督の映画「アレクセイと泉」。

家から近いところで上映会とトークショーがあるので、行ってきた。

2002年公開。

チェルノブイリ原発事故で汚染されたベラルーシ・チェチェルスク地方の村に暮らしている老人たちと、青年アレクセイの生活を追ったドキュメンタリー映画。

音楽は、坂本龍一。

日常を描いている。その中に、哀しみが潜んでいる。

人間の暮らしというのはそういうものではないだろうか。

明るさの中に、哀しみがある。

苦しさの中に、楽しさがある。

映画上映後、監督のアフタートークショーでも、いい言葉をたくさん聴くことができた。

『人間が汚した土地だろう。どこへ行けばいいって言うんだい』(ベラルーシの老人の言葉)

『自分たちは、泉に水を借りている。自分の命をお返しするとき(死ぬとき)水を返さなければならない、だからこの土地に残らなければ』

『負の遺産をのこさない』

『原発は天敵だ』

『危険です、危険です、と言うことだけが、危険を訴えるすべではない』

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