コンラッド東京でのワインと今日から3日間の講演&出張

【東海道新幹線 東京駅より】

今日から3日間、すべて違うテーマの講演が続きます。27日(木) 愛知県一宮市で食品ロス削減のテーマ。28日(金) 愛知県名古屋市で企業広報責任者の方々へ広報のテーマ。29日(土) 東京、食品企業の幹部研修で栄養・社会貢献・広報の観点から講演。午後は、大妻女子大学で食物繊維学会の理事会。Business trip to Nagoya, give lectures on the 27th, 28th and 29th

 講演 http://www.office311.jp/lecture.html
 Lectures http://www.office311.jp/eng/lecture.html

写真は昨日参加した、食品企業の会「葵会」で、コンラッド東京のヘッドソムリエ、森覚さんの講習&ワイン4種試飲とそれに合う料理の様子です。もともと教員を目指していた森さんが転身を重ねて今のポジションに至るまでのキャリアも知り、刺激を受けました。ちょうど昨年の今ごろ、大学院の研究で山梨県・甲州のワイナリーやブドウ農家を訪問していたので、世界のワインについて興味深く学びました。Attended the lecture on wine and dining by Satoru Mori at Conrad Tokyo

習ったことの一部をtips(ヒント)として示しますね。

*霜降りの肉には白ワイン

*イタリアのフィレンツェ料理では前菜が存在しない。すぐにTボーンステーキなどの肉を食べる。ステーキにはキャンティクラシコ。

*コンテやパルミジャーノなど、クセのあるチーズは、(それに負けないように)個性的なワインとあわせる

*グラスは右からとる。ただし、試飲のときは、左からグラスを順番にとっていく

*シャンパンやスパークリングワインの見分け方。バブルリング(グラスに沿う形で丸くたつ泡)ができるのは健全な状態。きめ細やかな泡は、熟成期間が長いことを示す。

*赤ワインは種も一緒に漬け込んでいるので、渋みがある。ロゼワインは、その漬け込む時間を短くしたもの。

*今は、低アルコールのワインがトレンド。

*料理が主役なので、ワインは、料理の値段の8割に抑える

今日から3日間の、すべて違う講演テーマと、異なる対象の方々・・・不安な気持ちもありますが、忙しい中、時間を割いて聴いてくださる方が「聴いて良かった」と思って頂けるような、密度の濃い充実した内容にしたいです。

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13日(木)法政大学で一般公開の講演 「日本の食料問題と貧困問題」

2014年10月13日(木)

法政大学多摩キャンパスの現代福祉学部で、一般公開の講演をおこないます。

同学部にいらっしゃる湯浅誠さんにも面会させて頂く予定です。

下記、詳細です。

土肥将敦研究室では、法政大学および高崎経済大学において、DIALOGUE SESSIONを行います。

DIALOGUE SESSIONとは、各界のゲストを講義にお招きし、参加者と教員とで様々なテーマについて対話(ダイアログ)を通してその本質に近づいていくことを意図した企画です。

今回の企画のうち、法政大学での講座(11/13, 12/4分)はすべて公開講座となっていますので、関心のある方は是非ご参加ください。

なお、(受講生優先のため)座席数に限りがありますので、満席の場合は立ち見となる事もありますのであらかじめご了承ください。

また、12月4日開催分は、法政大学大学院 多摩共生社会研究所との共催になります。

■ 第一弾
テーマ:日本の食糧廃棄問題と貧困問題
ゲスト:井出留美(元NPO法人セカンドハーベストジャパン広報室長、オフィス3.11代表)
日時:2014年11月13日(木)15:10〜
方式:井出留美氏 × 参加者 × 土肥将敦によるダイアログ
場所:法政大学多摩キャンパス(現代福祉学部棟301教室)

生き方・芯・軸についての講義

受講生185名分の感想文をすべて読み終わりました。10月1日から今月いっぱいの契約で、神戸大学経済学部の非常勤講師として、10月3日「社会コミュニケーション入門」の講義をおこないました。Gave a lecture on food-loss issue and my career path to around 200 students of Kobe University on October 3rd

講義後、「リアクションペーパー」(聴講した感想)を提出して頂いたところ、先生によれば、過去最高の185名分が集まったそうです。時間はかかりましたが、すべてに目を通しました。涙が出るほど嬉しい感想がありました。その中の一つ

『ただの説明ではなく、生き方・芯・軸についての講義で、本当の意味でためになった』

与えられたテーマは「食品ロス」でしたが、これから進路を決める学部生に対しては、自分がこれまで築いてきたキャリアのお話、特に挫折体験と、そこからどう立ち直ったかということをどうしても伝えたいと思い、「食品ロス」と「食のキャリア形成」の2部構成にしました。中でも「死を考える」「命は有限」「だからこそ今できることにチャレンジ」というところに関するコメントが目につきました。

前職の食品企業勤務時代から講演の依頼を受けるようになったのが2003年ごろ。以来、ここ12年の間に、食育・企業広報・キャリア・食品ロスなどのテーマで講演を受けるようになり、講演回数の累積は260回ほどになりました。12年のうち4分の3は、雇用される会社員の立場で受けたものです。ただの会社員にしては比較的多いほうではないでしょうか。

中でもやりがいを感じるのは、自分にしか話せないテーマです。特に、キャリアパスについての講演は、自分が築いたキャリア = 世界に一つしかない  内容。
今後も続けていきたいです。

 過去の講演実績 および来年3月までの予定(まだアップしていない内容も有り)
 http://www.office311.jp/lecture.html