2017.7.8 平成29年度 第一回 東京都消費者啓発員再養成講座で食品ロスについて講演

2017年7月8日、平成29年度 第一回 東京都消費者啓発員再養成講座で、食品ロスについて講演しました。

2時間の持ち時間でしたので、90分を講義とし、残りの30分間を質疑応答時間にしました。

参加人数は少なかったですが、熱心な方ばかりで、5人くらいの方から質問や意見をいただきました。

厚生労働省は食品ロス問題に関連するのに、なぜ、関連府省庁に厚生労働省が入っていないのか、という質問、ご指摘もありました。

会場は、飯田橋の東京都消費生活総合センターでした。

ここに「夏体験ボランティア」のポスター貼ってありました。

私が最初の職場、ライオン(株)研究所にいたとき、このポスターを見て、特別養護老人ホームでボランティアをした。

ライオンで、業務研究コンテストで、ボランティア体験をもとに応募、参加したら、準優勝した。

そのときの経験が、青年海外協力隊につながっています。

一枚のポスターが、いまのキャリアのきっかけになった。

そう考えると、

なんでも、チャレンジしてみるものだ、と思います。

2017年7月5日 川口市主催 クリーン推進員感謝状贈呈式及び委嘱書交付式での800名への講演「賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか」

2017年7月5日、川口市主催、川口市クリーン推進員 感謝状贈呈式及び委嘱書交付式が開催されました(於:川口総合文化センターリリア 音楽ホール)。

こちらの式典の第二部で「賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか」と題して、1時間の講演でお話しました。

会場にいらっしゃったのは800名弱(欠席者が何名かわからないのですが)。

この会場は、コンサートなどがおこなわれる会場で、私もコンサートを聴きにいったことがあります。

まさか、こんな会場で講演する機会を頂けるとは、、お声がけいただいたみなさまに感謝いたします。

今日のお話のメインは、「川口市、ぜひ、人口50万人以上の区分で、ごみの少ないランキング全国1位をねらおうよ」ということでした。

環境省が発表した最新のデータによれば、人口50万人以上では、下記の順位となっています。

1、八王子市 815.3g/ 人日

2、松山市 817.5g/ 人日

3、広島市 853.6g/ 人日

4、横浜市 866.4g/ 人日

5、川口市 867.3g/ 人日

川口市は、人口50万人以上の区分の中で、全国で少ないランキングの5位に位置しています。

環境省資料(p22)

このランキングは、家庭ゴミと事業系ゴミを足した値。

一位の八王子市は、広報誌で「食品ロス」特集記事を組むなど、積極的に廃棄物削減に取り組んでいます。

松山市は、ここ9年連続で全国最小だったのですが、今回、最新の値では、八王子がトップとなりました。

その差、なんと、2g。

1円玉2枚分です。。。

10年連続を目指していた松山市は、新たにプロジェクトを立ち上げました。

愛媛県松山市 ごみ減量(リデュースNo.1 アゲイン プロジェクト)

私は、この講演にそなえて、家庭ゴミを乾燥させる機械を購入しました。川口市の助成を申請し、認可されれば助成金を受け取ることができる、というものです。川口市内の事業者からの購入であれば24,000円、市外であれば20,000円。

20回近くのデータをとった結果、平均して65%の減少率、250gを削減できました。

今日、出席してくださった方々全員が結束し、すこしずつでもできるこをやれば、ごみはきっと少なくなります。そうすれば、限られた市の財源を、たとえば福祉や教育などにも活用していくことができます。

今日の講演に備え、紀伊國屋書店そごう川口店は、拙著『賞味期限のウソ』を平積みしてくださいました。

買っていただけるかしら・・・

数百人が聴いてくださったのに、1冊も売れていなかったらショック・・・

買っていただけますよう、祈ります。

聴いてくださったみなさま、川口市の主催のみなさま、取材してくださったみなさま、ありがとうございました。




2017.7.5 平成29年度 川口市クリーン推進員感謝状贈呈式及び委嘱状交付式で800名に講演

今から800名の方々に講演します。


平成29年度 川口市クリーン推進員感謝状贈呈式及び委嘱状交付式。JR川口駅西口、リリア川口総合センターの音楽ホールです。

川口市のクリーン推進員とは、平成7年に始まった、廃棄物削減のための制度です。

2年間の任期で交代し、今日が新旧入れ替わりの日です。
聴いている方に伝わるよう、そして廃棄物削減の結果が出せるよう、尽力します。Give a presentation on food waste to 800 persons