身元調査のような会話

警察の身元調査のような質問を受けることがあります。

こちらのプライバシーを次々と問いただしておきながら、自らのプライベートは語らない。なんやねんそれは。

普通の会話だけでなく、広報として取材を受けたときも然り。

テレビ局や新聞社から年齢を聞かれます。

年齢って、個人情報じゃなかったでしたっけ。

こちらの個人情報を不特定多数の第三者に公開させておいて、なぜメディアの作り手は公開しないのかしら。

私は、相手の人の年齢や既婚・未婚など、こちらからは聞きません。

相手の方から言ってくれたら聞きますが、自分からは聞きません。

いろんな事情があるとも思うし、そういうのを抜きにしたところで人を見たいと思います。

モテない男性の特徴

佐伯チズさんのご著書を読んでいたら、こんな言葉がありました。

『モテない男性ほど、女性にふられたあとに、しつこくつきまとうといいますよね。』

『これこそ”切り替えベタ”。』

『だからモテないのです』

納得!

しつこい男って、嫌われますからね。

さて

前述、佐伯チズさんの著書とはこちら。

女の人生は45歳から! 佐伯チズの幸福論 (講談社プラスアルファ文庫)/講談社
¥650
Amazon.co.jp佐伯チズさんが、最愛の夫を亡くされて、悲しみに沈んで暮らし・・・

そして一念発起し、外資系化粧品会社に就職したのが45歳。再出発された「45歳」という年齢が、この本のタイトルに入っています。

いくつか共感できるところがありました。

最も私と共通点があるのは、皮膚をきれいに保ちたいなら顔を洗わない

と考える点と、

「(人と)つるんではいけない」

という考え方。

女性も男性も、グループでないと、誰かと一緒でないと行動できない人がいますが、佐伯チズさんは、基本的に一匹狼。

女性が数人でかたまると、決まって緊張感がなくなり、余計な話(愚痴やうわさ話など)が出てくるからだそうです。

自分を高めるために、ひとりの時間を積極的に持ちましょう、とのこと。

私は、定期的に、ひとりの時間が欲しくなります。

ひとりで喫茶店に入る。

ひとりで書店をぶらぶらする。

ひとりで考える。

ノートに向き合う。

ひとりで街を歩く。
ひとりでバスに乗る。ひとりでいるのが大好きです。

いわゆる「女子会」は苦手。

女性と食事するのもいいですが、何か目的を持って会うのが好き。

3人以上のグループよりは、マンツーマンのほうが好きです。

そのほうが、ある事柄について、真摯に語り合うことができるから。

ネガティブをポジティブに変換する

12月14日は、46歳で他界した父の命日です。

私が7歳のときの作文には、高校時代に甲子園へ行ったことを自慢していた父と野球をする様子が書かれています。

銀行員の父の転勤で、北海道から九州まで転々とし、転校で嫌な思いもしました。

転校や父の死など、ネガティブなところから何を学び取りポジティブに変換するか、と思考する習慣は、方言を話せずにいじめを受けた10歳くらいからついたと思います。

IMG_9949

声を「着替える」

喫茶店やカフェで仕事をすることが時折あります。

その際、耳障りなのは、女性たちのおしゃべりのことがあります。

複数の人数で、若い世代から年配まで、どの世代も耳障り。

聞こえてくるのは、人のうわさ話など。

男性にもおしゃべりはいますが、声域が低いので、女性ほど耳障りにならないことが多い。

2名以上のおしゃべりを聞いていて思うのは、なぜ、相手にだけ聞こえる声量に抑えないのだろう、という疑問。

演出家の鴻上さんの講座を受けたとき、声も、声量・性質など、使い分けが必要とおっしゃっていました。

声のボリューム。テレビのボリュームのスイッチを切り替えるように、公共の場では小さくする。

よく、女子高生のおしゃべりの場面が出てきたりしますが、私自身、高校生時代から、たわいもないおしゃべりをすることが苦手でした。

ピーチクパーチク、キャピキャピしゃべる人たちを見て、あんなふうになれたら・・・と10代の頃は思っていましたが、今は、一人で行動できる女性でいられることをよかったと思っています。

フォーマルな場とカジュアルな場では、服装を変えます。

ところが「声」に関しては、家の中でも、電車の中のような公共の場でも、着替えない(変えない)人が多い。

声もTPOで使い分けてみたらどうかなと思います。