フィリピン出張

フィリピンへ。

青年海外協力隊時代、まさか、再びこの地に帰ってくるとは、予想だにしなかった。

かつてのキャリアと、今のキャリア(フードバンク)が、いつの間にか結びついている。

仕事だけでなく、人も。

昔の仲間と、今の仲間が、ともに語り、笑っている。

不思議だ。

世界にこんなにも人がいるのに、こうしてご縁を頂けるのは、神様からの贈り物だとしか思えない。

こんな偶然。

 

自分の命を何に費やすか

自分の命を何に費やしていくのか。

全ての人に平等に与えられた24時間という時間を、何に使っていくのか。

先日、世代のさまざまな会に参加し、どの年代の人も、何歳になっても、このことを考え続けるのだと実感した。

どう働くのがいいのか。

どんな働き方がいいのか。

いま、この瞬間にも、時間は流れていく。

「身ひとつで生きていく」

自分の名前が載っているブログをたまたま見つけた。

知り合いの方が、Facebookに私が投稿した記事を気に入ってくれて、コメントしていた。

奈良女子大学4回生のとき、北海道へ1ヶ月、一人で自転車旅行したときの話。

ほとんど荷物を持たず、シュラフとバッグ一つで1800km走った。

あのとき、「身ひとつで生きていけるようになりたい」と思い、そのことを、当時の写真とともに、Facebookに投稿していた。

今、あらためて考えると「身ひとつで生きていけるようになりたい」には、さまざまな意味が含まれている。

手に職をつけたい。

看板(組織のブランド)によりかからなくても仕事していけるようになりたい。

たくさんの荷物を持たずに生きていきたい。

自立したい。

今の自分は、それができているだろうか。

物の整理が上手ではない自分。

せめて、こころの整理だけはきちんとつけて、すがすがしく生きていきたい。