ツカむ!話術

池上彰さんの「教養のススメ」を読んでいたとき、パックンマックンのパックンが東京工業大学でおこなった授業が素晴らしかった、という話が書いてありました。

パックンことパトリック・ハーラン氏の著書「ツカむ!話術」。

ハーバード大学卒業のパックンが唱えるのは、良いプレゼンには

エトス

パトス

ロゴス

の3つが必要、ということ。

エトスは信頼性、パトスは情熱、ロゴスは論理性を指します。

確かに、論理的な筋立てや、データを示すこと(エビデンス)は必要ですが、それだけでは足りなくて、「これを伝えたい!」という情熱は、聴いている人のこころを動かします。

クールな頭脳と熱いハート、でしょうか。

私も講演する立場として、「エトス」「パトス」「ロゴス」を心がけます。

長野県の長寿力

長野県知事の阿部守一氏が、「長野県の長寿力」という著書を出版されたそうです。

長野県民の平均寿命は、男性が80.88歳、女性が87.18歳。

日本一を誇っています。

一時期、沖縄県がトップに立ちましたが、長野県に抜かされてしまいました。

その秘密はどこにあるのでしょう。

一つには、医師の故 若月俊一さんが地域医療や健康診断制度を進めてきたことも根底にあるでしょう。

また、野菜の摂取量が多いことや、定年後も身体を動かして働く人が多いことも背景にあるでしょうか。

四快のすすめ

初めて出版した共著「四快のすすめ」。

6名の著者で執筆し始めたのが2010年。

年を越して、2011年3月に東日本大震災が発生。

6名のうち、私を含む3名が被災地に入り、その体験談も本の原稿に含めることにしました。

学術的で、一般書ではないですが、

思い出深い書籍です。

いま人気の「食」に関する本3冊

丸善丸の内本店の方が、いま人気の「食」に関する本を3冊紹介していらっしゃいます(朝日新聞2014.4.16付30面)。

1冊目が「Today’s Breakfast」。インスタグラム(写真投稿サイト)に日本人女性が毎朝投稿した、ワンプレートの朝ごはんの俯瞰写真集。レシピも載っています。

2冊目は、「英国一家、日本を食べる」。英国男性フードジャーナリストが、ふとしたきっかけから妻と小さな息子たちを連れ、北海道から沖縄にいたるまで日本の食を食べ尽す、ドキュメンタリー。

3冊目は、「わたし、解体はじめました」。OLだった女性が東日本大震災をきっかけに、狩猟免許を取得。生きること、食べることに向き合います。

3冊のうち、2冊はすでに購入していました。解体の本は持っていないので、代わりに「理科系の作文技術」を撮影。累計90万部売れている、日本人のための文章読本です。

“SUSHI AND BEYOND” “Today’s Breakfast”

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逆命利君

Facebookで紹介していただいて、この本を読んでいます。

佐高信氏著、「逆命利君」。

上からの命令に逆らってでも、進言して(所属組織の)利益を図るのが、本当の意味での忠だ、という意味。

頭ではわかっていても、これが実践できている人は少ないと思います。

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