なぜ日本は米国産余剰トウモロコシ数百億円分を購入決定すべきでなかったか 日米首脳会談で日本購入と報道

米国には余剰農産物を国が買い上げ必要とする組織へ配分できる、余剰農産物に関する法律があります(1954年制定)。オバマ政権の頃、米国で乳製品がだぶついたため国が買い上げ米国に210あるフードバンク(余剰食品を必要な人へ分配する組織)へ寄付していました。米国のフードバンクに関する論文を読むと、米国政府から寄贈された穀物や野菜(玉ねぎやジャガイモなど)が、全寄贈量の2桁を占めるほど寄付されています。米国は低福祉のため、「善きサマリア人の法」など余剰食品を福祉に活用する法律や制度が整っています。トウモロコシやサトウキビはバイオマス燃料にリサイクルされてもいます。しかしトランプ政権になってから困窮者支援の予算(SNAPなど)が削減されました。米国産トウモロコシは遺伝子組換えです。米国には前述の法整備があるのになぜトウモロコシが主食でなく65%は飼料用である日本が購入しなければならないのか疑問です。

https://news.yahoo.co.jp/byline/iderumi/20190826-00139874/

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