【熊本・大分の地震、必要な情報あればシェアお願いします(第六弾)】熊本市がボランティア募集4月22日〜

【熊本・大分の地震、必要な情報あればシェアお願いします(第六弾)】

Disaster relief efforts for Kumamoto & Oita earthquake occurred on the 14th 

(避難者数:4月20日あさ5時現在で12万4,000名 NHKラジオ 5:00am台の報道による)

追記(2016.4.20 9:26am)
熊本市がボランティアの募集を始めました!
熊本市災害ボランティアセンター
○設置期間 平成28年4月22日(金)~ニーズ終了まで
○設置場所 (仮称)花畑広場(熊本市中央区花畑町7番10号)
○開設時間 午前9時~午後4時
○ボランティアセンター(本部) 電話096-288-2748
○熊本市社会福祉協議会(代表) 電話096-322-2331

http://www.city.kumamoto.jp/hpkiji/pub/detail.aspx?c_id=5&type=top&id=12533

1、支援食料を運ぶだけでは不足! 発災から一週間近く経ち、ステージが変更しているので「質(栄養学)」を考慮すること 被災した方の健康状態や体調まで配慮した食の支援が必要!

3.11のとき痛烈に感じたことです。炭水化物に偏りがちでビタミン・ミネラルが不足し、口内炎や皮膚炎、体調悪化などが発生していました。翌月には「宮城県の避難所で栄養不足発生」と報道され、私はそれを機に宮城県石巻市の避難所までトラックで支援食料を持っていきました。

3.11の2か月後に開催された日本栄養・食糧学会 第65回大会でも、災害時に必要な栄養素がステージごと(日数経過ごと)に変化していくことが議論されました(於:お茶の水女子大学)。

http://www.jsnfs.or.jp/news/news_20110928.html

宮城大学で食品学・栄養学を研究している石川伸一先生も「災害直後の食事は絶対”量”が必要であるが、”質”が伴わないと即座に体調悪化に繋がる」とおっしゃっています。

石川伸一先生のブログ
http://yashoku.hatenablog.com/entry/20120306/p2

石川伸一先生のTwitter
https://twitter.com/yashoku_nikki/status/721851402792767488

株式会社ヘルシーパス代表取締役の田村 忠司さんは、自社製品であるサプリメントを被災地へ向けて手配してくださったそうです。田村さんは、3.11のときにも、私にすぐ連絡くださり、サプリメントを手配して下さいました。石巻専修大学学長(当時)の坂田隆先生にお渡しし、石巻の小中学校で活用して頂きました。
https://www.facebook.com/photo.php?fbid=1013316025413881&set=a.125953627483463.32216.100002064805460&type=3&theater

2、3.11時にはアレルギーの子どもが支援食を食べてショック症状!を起こしてしまいました。そのような事態を防ぐため、卵や小麦などのアレルゲンを除いた食品を、国立病院機構熊本医療センターが数量限定で無料配布しているそうです(なくなり次第、配布終了)。(NHK 2016.4.17 報道による)

http://www3.nhk.or.jp/ne…/html/20160417/k10010485611000.html

国立病院機構 熊本医療センター 096-353-6501
860-0008 熊本市中央区二の丸1-5
http://www.nho-kumamoto.jp

アレルギー支援ネットワークが、アレルギーを持つお子さん(被災した方)の食の相談を受け付けています。
http://bit.ly/20Vi1Of

3、熊本地震に対し外食産業が支援できること(Facebookグループ:公開)
外食産業に関わる人たちで地震の被災地を支援しよう!という動きがあります。こちらに、炊き出し情報や、購入する・飲食することで支援できる情報が集まっています。私もメンバーに入れて頂きました。

https://www.facebook.com/groups/1398808997093311/

東京・銀座にある銀座熊本館では、熊本の商品を購入することで、間接的に応援することができます。銀座5−3−16
http://www.kumamotokan.or.jp

銀座・おおいた情報館 銀座2−2−2
http://www.pref.oita.jp/soshiki/10101/

4、置き引きや盗難・空き巣が熊本県内で発生
(2016.4.20 5:33amと6:05am NHKラジオで報道)
熊本県内で14件の被害が発生しています(熊本市6件、益城町5件、ほか)。うち9件は、店舗や住宅の空き巣、残りが避難所での置き引きなどだそうです。現金60万円の盗難や携帯電話・貴金属の被害があり、警察官が24時間態勢で警戒しています。もしお知りあいの方が避難していたらお知らせください。

5、エコノミークラス症候群で亡くなる方が・・・予防策は?
車中で6日間、同じ姿勢で避難していた51歳の女性が亡くなってしまいました。今回は余震が何度も起こるため、家ではなく、車中で避難している方がいらっしゃるので、要注意です。ふくらはぎをもむ、水分を充分摂るなどが必要です。同じ姿勢で居続けることで、血栓ができ、肺の血管が詰まり、呼吸困難や動悸を引き起こしてしまうのが原因です。

エコノミークラス症候群の原因と予防法(大塚製薬株式会社)
http://www.otsuka.co.jp/health_illness/jama/dvt/

エコノミークラス症候群の予防について(熊本県)
http://www.pref.kumamoto.jp/kiji_15446.html?type=top

6、住まいの支援
4月20日朝5時現在、12万4000名の方が避難していらっしゃるそうです。各都道府県や市区町村が、県営住宅や市営住宅など、無償での住まいの提供を申し出ています。

福岡県
http://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/jutakushien.html

福岡市
http://www.city.fukuoka.lg.jp/bousai/kumamotozisin.html

北九州市
http://www.city.kitakyushu.lg.jp/ken-to/07300030.html

宮崎県
http://www.pref.miyazaki.lg.jp/…/…/sumai/20160418151059.html

鹿児島県
https://www.pref.kagoshima.jp/…/kariru/kenei/28kumamoto.html

兵庫県(時事通信  2016.4.19報道による)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016041900932&g=soc

7、大学キャンパスの避難所としての開放
3.11のときには坂田 隆さんが、石巻専修大学学長(当時)として、タイムリーな判断をくだし、石巻ボランティアセンターがキャンパス内に設置され、震災翌月にも国内外のボランティアがテントで寝泊まりする拠点となっていました。
今回は、東海大学が、熊本キャンパスのグラウンドと、阿蘇キャンパスの体育館を避難所として開放しています。(2016.4.19 15:30現在、大学公式発表)
http://www.u-tokai.ac.jp/emergency/detail/191600.html

熊本県立大学は、震災2日後の4月18日正午に避難所機能を閉鎖しました。(毎日新聞夕刊 2016.4.18付)
http://mainichi.jp/articles/20160418/dde/041/040/018000c

8、郵便・佐川急便・ヤマト運輸 熊本への荷物受け荷 再開(ただし、制限あり)
3.11のときは、できるだけ個人の方に渡すようにしていました(避難所での大量の小口荷物の開梱・仕分けは人手が足りず、とても大変)

佐川急便 2016.4.18発表
http://www.sagawa-exp.co.jp/information/detail/78/

日本郵便 2016.4.19発表 (19日9時よりゆうパック再開)
http://www.post.japanpost.jp/…/productinf…/2016/0419_02.html

ヤマト運輸 2016.4.19発表
http://www.kuronekoyamato.co.jp/info/info_1604_notice.html

9、女性に配慮した「KYOTO わたしの防災ノート」
避難生活で、女性特有の問題で苦労があります。女性の立場から、いざというとき何が必要か、減災や防災の情報をまとめた「防災ノート」がインターネット上からダウンロードして頂けます。
ひきた よしあき さんが紹介して下さっていました。

KYOTO わたしの防災ノート
京都のウィングス京都にて配布中だそうです(事業企画課 075-212-8013)
http://www.wings-kyoto.jp/publish/info/

PDF版のダウンロードはこちら
http://www.wings-kyoto.jp/publish/docs/kyotobousai.pdf

10、義援金と支援金の違いとは?
多くの方が「義援金」しかご存知ではないかもしれません。私も3.11のとき、初めて違いを知りました。それぞれのメリットを知った上で、どちらに寄付するかを決めるとよいと思います。

義援金・支援金の違いとは?(Yahoo! JAPAN)
http://shinsai.yahoo.co.jp/donation/

<これまでのまとめ>
これまで配信した情報は次の通りです。Facebookでシェアして頂いたみなさま、ありがとうございます。(2016.4.20 8時8分現在)

第一弾(シェア1463件)3.11食支援の経験から必要な10か条「行政の方へ、現場の方へ、食品企業の方へ」(2016.4.16)

http://iderumi.com/?p=3243

Facebookの投稿
https://www.facebook.com/rumiide/posts/1089743814421209

第二弾(シェア113件)必要と思われる10か条「炊き出しおよび支援物資集積地点」(2016.4.17)

http://iderumi.com/?p=3254&

Facebookの投稿
https://www.facebook.com/rumiide/posts/1090328497696074

第三弾(シェア344件)熊本震災支援に必要な5ポイント「個人の方は物資を送らないで!水が必要な方ここへ!」(2016.4.18)

http://iderumi.com/?p=3269&

Facebookの投稿
https://www.facebook.com/rumiide/posts/1090888477640076

第四弾(シェア73件)国と食品企業が手配した食料(2016.4.18)

http://iderumi.com/?p=3280&

Facebookの投稿
https://www.facebook.com/rumiide/posts/1091155927613331

第五弾(シェア50件)熊本地震「賢い」支援をするために 善意を届ける前に考えてほしいこと (2016.4.19)

http://iderumi.com/?p=3284

Facebookの投稿
https://www.facebook.com/rumiide/posts/1091553507573573

第六弾 熊本市がボランティア募集始めました!日本郵便・佐川急便・ヤマトも熊本への配送開始(2016.4.20)

http://iderumi.com/?p=3291

Facebookの投稿
https://www.facebook.com/rumiide/posts/1091553507573573

(積み降ろしをしている写真は、3.11の翌月、23万9700食を積んでトラックで石巻専修大学で支援物資を荷下ろししているときのものです。箱を運んでいるのは、2011年4月、支援物資の仕分け作業のボランティア。箱詰めされているものは、2011年6月当時、南三陸へ送ったもの)

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支援物資箱詰め_201104

支援物資仕分け201104

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  1. ピンバック: 配慮が必要な人の避難生活のための参考情報(平成28年度 熊本・大分地震)【日本財団CANPAN】 | イデルミ.com

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