熊本地震で必要な情報あればシェアお願いします(第二弾)

【熊本地震で必要な情報あればシェアをお願いいたします(第二弾)】

3.11当時、食品企業の広報室長として、被災地へ食料支援の活動をしていました。被災地へは、震災1か月後、トラックで通い、現場を見てきました。その経験をふまえ、必要と思う食情報を10か条にまとめて発信します。(きのうの情報は4月17日9時半現在、Facebookで979件のシェアをして頂き、感謝申し上げます。)

1、炊き出しおよび支援物資集積拠点(2016.4.16現在)
http://bit.ly/1qNt4g3

2、「災害支援手帖」無料公開
3月に発売されたばかりの新刊書籍「災害支援手帖」(荻上チキさん著、木楽舎)が、著者と出版社のご厚意で無料で公開されています。また、東京都が作成した「東京防災」も無償公開されています。
http://bit.ly/1SdsSgW

3、炊き出しマニュアル
日本家政学会が制作した「炊き出し衛生マニュアル」(232円+税)。先月3月まで石巻専修大学学長だった 坂田 隆 (Takashi Sakata)先生が紹介されています。私も3.11支援のとき、坂田先生に、メディアで流れない、現地の生の情報をたくさん頂いていました。
http://www.jshe.jp/link/kaseigakkaibooklet2.pdf

4、16日(土)生活協同組合くまもとより、水とパンの支援
前田 昌宏 (Masahiro Maeda)さんが勤める日本生活協同組合の、生活協同組合くまもとが、益城町の避難所へ、昨日4月16日(土)、パン8,334個と、2リットルサイズの水2,880本を提供されています。前田さんのフィードには、3.11を経験された方が必要と考える支援物資がシェアされています。

5、16日(土)大塚製薬よりカロリーメイトの提供
熊本県上益城郡甲佐町で、ろくじ館館長を務める越智 新 (Arata Ochi)さんの情報です。越智さんのフィードを見ていただくと、甲佐町で必要とされる物資が列挙されています(ただし、個人でバラバラ送ると困ると思います。後述します)

6、行政からの支援
宮城県仙台市から、紙おむつや粉ミルク、衛生用品などが手配されました。また、栃木県小山市からも物資が送られています。すでに報道されている通り、政府は90万食を手配することを決定しました。

7、熊本市国際交流会館に外国人向けの避難所設置
サカイ 優佳子 (Yukako Sakai)さんに教えて頂きました。各言語での案内を、画像として貼り付けておきます。

熊本市国際交流会館に、外国人向けの避難所が設置されました。日本語、英語、中国語で対応中です。(他の言語はいま調整中)情報が必要な方は、096-359-2121へお電話ください。

Kumamoto International Center has opened its facility as an emergency shelter for the earthquake. The service is in Japanese, English and Chinese for now. They are still arranging with Muslim, Bangladesh, Filipino and Korean community leaders. For more information for the shelter and the earthquake, call at 096-359-2121

8、食品企業の方へお願い
3.11のときには農林水産省(霞ケ関の本庁)が1か月限定で、企業がどこに支援物資を送るべきか、司令塔と調整役をして下さっていました。今回、発災箇所が九州ですので、九州農政局もその役割を果たしてくださると思います。

水に関しては、昨日も発信した通り、飲料水を製造している工場がありますので、もし関係者の方見ておられたら、ぜひ協力して頂けると有難いと思います。飲料水の類いは重量が大きいため、できる限り近隣から支援してあげて頂きたいです。

水が不足している時にはラップが役立ちます。お皿や食器にラップを敷いて、使い終わったらはがせば、洗う水を大量に消費する必要がありません。

9、今は個人の行動を控えたほうがいい理由

1)道路が寸断されている
いま新潟県から、公共道路を復旧するための専門家が現地に向かっています。あちこちで道路に激しい凹凸が発生しており、渋滞を招いています。道路も通れないところが多々あります。

2)緊急のけが人・病気の方のため
福岡県の姫野病院など、遠方の病院に運ばれている方がいらっしゃいます。命に関わる方もいらっしゃるはずです。そのような緊急運送のためにも、緊急でないものの運搬は控えたほうがよいです。

3)10万人以上の避難者
1カ所の避難所で1000人以上いらっしゃるところに、個人が送った程度の食料では間に合いません。その規模に間に合わせるためには小ロットの荷物がどれほど必要か。行政の方も、どなたにも配れず、困惑するだけです。

宅配も郵便も普段と同様には送ることができない状況です。

4)仕分けしないで送る方がいる
3.11のときもそうでしたが、個人の方からの支援物資は、食料も衛生用品も衣類もすべて混在しているものが非常に多くありました。これらをそのまま送ってしまうと、ただでさえ大変な被災地の方が仕分けの作業をしなければならなくなり、かえって迷惑です。

5)社会福祉協議会が「個人のボランティアを控えて」と呼びかけ
ここ数日、現地の方や全国社会福祉協議会が「個人のボランティアは控えて」と呼びかけています。上記のような理由や、受け入れ体制が整っていないこと、個人で自律できない人が押し寄せても現地が混乱するだけだからです。これだけ呼びかけても無理やり行くというのは、自己満足か、メサイアコンプレックス(救世主コンプレックス)の方と言わざるをえません(単に自分が満足したいため。現地に行ったという実績を作りたいため??)

やらない配慮も必要と思います。

10、熊本県内の事業者が3日間過ごせるだけの備蓄 今後検討ください

3.11後、東京都(都庁)では、2013年4月、東京都内の事業者が、全従業員が3日間過ごせるだけの水と食料を備蓄するよう、努力義務が課せられました。

今回、もし熊本県内でも、そのような努力義務が課せられていたら、発災直後(14日夜)から3日間(15、16、17日)の水と食料は、充分行き渡らせることができたのではないでしょうか。3.11のときの広範な被災エリアに比べて、避難所の方のエリアは同じ箇所に集まっています。発災直後から足りなくなっている、ということは、東日本大震災の経験をふまえた充分な備蓄をしていなかったということではないでしょうか。

東洋大学は、東日本大震災の経験を記録にまとめています。もう5年が過ぎて、人々が忘れかけていたかもしれませんが、これを機に、行政としても、いざというときの備蓄を真摯に考え、実行して頂きたいと願います。

東洋大学 東日本大震災1000日の記録
http://www.toyo.ac.jp/site/pppc/40508.html

(写真、文章は、外国人向け避難所の各言語での案内。炊き出しの風景は、熊本県の越智新さんからの提供。トラックの荷下ろしは、私が3.11の1か月後、石巻専修大学へトラックで自社製品23万9700食を持っていったときのもの)

追記(2016.4.17 12時)
災害時に女性用生理用ナプキンが不足しているとき
使い古しのTシャツとレジ袋でしのぐことができます
小山田 貴子 (Yoshiko Oyamada)さんのブログより情報頂きました。小山田 光正 (Oyamada Mitsumasa)さん、ありがとうございました。
http://ameblo.jp/sunny365/entry-12150879579.html

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熊本地震で必要な情報あればシェアお願いします(第二弾)” への3件のコメント

  1. 水について、サントリーは操業停止で手一杯のはずです。メルシャン八代工場は通常通り操業中。1970年代に福岡の渇水で支援の実績がありますので、メルシャンの支援を仰ぎたいところです。

    • 情報を教えて頂いて、ありがとうございました。社名の記述は削除しました。私は元食品メーカー勤務者ですが、製造を一時的にストップしたとしても、工場内には大量の在庫がありますので、それらを出して頂けることを考えて書きました。生協さんが水を寄贈してくださっていますので、可能な企業が提供してくださると思います。

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