2017年10月25日 津田塾大学総合政策学部「キャリア入門B」でキャリアに関する講義

2017年10月25日、津田塾大学総合政策学部「キャリア入門B」で、キャリアに関する講義の機会をいただきました。

2008年に出逢って以来、お世話になっている、書籍『フードバンクという挑戦』の著者、大原悦子さんにお声がけいただきました。

この講義はオムニバス形式になっていて、毎週、いろんな講師の方が登壇されます。

全員が、津田塾のOG。唯一、わたしは津田のOGではないのに、誘っていただきました。その理由について、大原さんは

「井出さんは、いろんな経験をしていて、とてもユニークなキャリアであること」

「課題解決ということで、社会の大きな課題である食品ロスに対し、行動し、発言し、啓蒙していっている。その情熱と努力をみなさんにも知ってもらいたい」とおっしゃっていただきました。

大原さんから事前に「こんなことを話してください」とお知らせ頂いていたので、それに対するQ&Aも準備していました。メモ程度ですけどね。

たとえば・・・・

Q 苦労や喜び、やりがいは?

A臨床試験に基づく英語論文を世界に発信し、各国から反響があったとき。

 社会を変革すること、すこしでも良い方向に変えられたときに喜びを感じる。

 「ジャーナリズムとは社会的弱者の代弁者」という言葉もある。
 食品業界の中で、食品メーカーは商慣習に従う弱者。その代弁者になりたい。

 伝える方法を工夫してきた。2003年から講演を頼まれるようになってきた。もっと伝えたいと思ったとき、本の出版を考えた。もっと伝えたいと思ったとき、本の編集長からYahoo!News個人オーサー(執筆者)に推薦していただき、審査に合格し、記事を執筆するようになれた。

Q 転機は?

A 46 歳だった父の死、ライオン(株)の退職、日本ケロッグの退職、独立。

Q 心がけてきたこと、大切にしてきたこと

A 自分の心の中から湧き出てくることを大切にする。見栄えや外聞ではなく。
 大きな改革ほど小さな改善からしか為し得ない。
 将棋で名を馳せている中学生もそうだと思う。

Q いまの仕事にかける思い
A 明日死ぬかもしれないので命あるうちにできることをやり遂げておく。
 書き残したものは、死んでも遺る。社会に発信するものは遺書でもある。

Q 学生時代、どう過ごし、それが今にどうつながっているか
 体育会で基礎体力や気力・精神力がついた。自分の個性の発見(粘り)

Q 学生にアドバイスしたいこと
 福岡伸一さん・・・全ては分子の塊。今日のあなたはきのうのあなたと違う。
 茂木健一郎さん・・・ファーストペンギン。欠点と弱点、コンプレックスがあるほどチャンス。「女のくせに」と言われたら、その男性は科学者ではない。

お勧めの映画・・『ショーシャンクの空に』『ドリーム』小津安二郎監督の映画
 『HELP』→“Go find your life” (あなたの人生を切り開きなさい)

書籍・・『女と仕事 私の方法』(三笠書房)『プロ論。2』(徳間書店)
『君の思いは必ず実現する』(財界研究所)

今回は、朝日ネットさんが開発されたシステム「respon(レスポン)」を使い、学生のみなさんにアンケートもとってみました。

Q これからのキャリアに不安はありますか?

A はい 89.2% いいえ 8% わからない 2.7%

Q飲食店でアルバイトしたことがありますか?(もしくは今していますか?)

A はい 73% いいえ 27%

Q 飲食店のバイトで食べ物を捨てたことがありますか?

A はい 67% いいえ 2% わからない 29.7%

ほかにも自由回答で、「どんな食べ物をどれくらいの量捨てましたか?」「講演で聞きたいことはありますか?」などの質問をしました。

今回の写真は、インターンに来てくださった女子大学生に撮影頂きました。ありがとうございました。

聴講してくださったみなさま、ありがとうございました。

そして、講義の機会をいただいた、大原悦子さん、本当にありがとうございました。