2017年2月7日「食品ロス」削減へ、小池都知事がデンマークのラーセン環境食糧相(大臣)と対談

2017年3月7日、小池百合子 東京都知事が、デンマークの大臣(環境食糧相)と、食品ロスに関する意見交換をしたとのことです。

以下、2017年3月8日付、FNNニュースからの引用です。

引用元:FNNニュース 2017年3月8日 8:25報道
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00351819.html

以下
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食品ロスの削減に向けて、デンマークの大臣と意見交換した。

東京都の小池知事は7日、来日中のデンマークのラーセン環境食糧相と、食品ロスの削減や水素社会の実現をテーマに意見交換した。
ラーセン大臣は、「食品廃棄物をなくしていくことは、経済政策において最も重要な課題」と述べ、一度に多くの物を買う習慣をやめさせるなど、デンマークの企業や学校教育での廃棄物削減に向けた取り組みを紹介した。
小池知事は、「消費者の意識改革が重要」と述べ、「もったいない」意識の定着を目指し、「食品ロス削減・東京方式」を、2020年までに確立していく方針を示した。
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以上、引用終わり

私が最初に東京都で食品ロスの講演をしたのは、2013年2月21日です。

まだセカンドハーベスト・ジャパンの広報室長を務めていたときでした。

東京都環境局の依頼を受け、食品ロスとフードバンクについて、都の職員の方、および市区町村の職員の方向けにお話させていただきました。
http://www.office311.jp/lecture.html

以降、東京都主催のシンポジウムや、インド・タイから来日した行政職員向け研修も含め、何度か講演させていただきました。

2013年4月1日、東京都が帰宅困難者対策条例を施行してからは、都の備蓄が、入れ替え時に廃棄されることなく活用されるよう、東京都環境局へお願いしてまいりました。

その間、議員の方へもお話した結果、参議院議員の方々からの働きかけもあり、2017年1月、2月末賞味期限の備蓄クラッカーが配付されたのは記憶に新しいところです。

以下、東京都の公式サイトより引用
http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/01/05/02.html

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東京都 2017年1月5日発表

「防災と一緒に考えよう  備蓄食品の”もったいない”」

東京都では、本来食べられるのに捨てられてしまう『食品ロス』の削減に取り組んでいます。この度、防災備蓄の重要性を認識していただくとともに、食べ物の大切さを意識するきっかけとしていただくため、本年2月末賞味期限の都の防災備蓄食品(クラッカー約10万食)を以下のように配布しますので、お知らせします。

(中略)

賞味期限について

お配りするクラッカーは、2月末に賞味期限を迎える都の防災備蓄食品です。
賞味期限は、おいしく食べることができる期限で、この期限を過ぎても、すぐに食べられないということではありませんが、なるべくお早めにお召し上がりください。

問い合わせ先
(本プロジェクト・食品ロス全般について)
環境局資源循環推進部計画課
電話 03-5388-3572
(東京都の防災備蓄について)
福祉保健局生活福祉部計画課
電話 03-5320-4066
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以上、引用終わり

このように、備蓄食品が廃棄されずに活かされるようになったのは、評価される動きだと思います。

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