バレンタインに食品ロスを思う/大いなる無駄「バレンタインデー」日本はいつまで続けるのか

今朝、ダイヤモンド・オンラインにコラムを載せていただきました。

農産物から作る食べ物は、一気に急激に大量に消費されると、どこかで無理が生じてしまいます。

林修さんは、既存のイベントを鵜呑みにすることに警鐘を鳴らし、「『母の日』だから電話するのでなく、毎日親孝行しているから『母の日』に大騒ぎしなくていい日々を送ることこそ真の『イベント』だと僕は考えています」と語っています。

「世間の物差しでなく自分の価値観で考える」というのがメッセージです。

本日14日発売の雑誌『女性自身』にも、賞味期限と食品保存に関する取材記事を載せて頂いています。

食品を製造する以上、廃棄をゼロにするのは不可能です。

でも理不尽な廃棄はできる限りなくしていきたいですし、そのための活動を続けていきます。

My column on Valentine’s Day on DIAMOND Online

http://diamond.jp/articles/-/117806

また、今朝(2017年2月14日)の朝日新聞、声欄に、14歳からの提言がありました。

「バレンタインに食品ロスを思う」というタイトルです。

しっかりした意識を持っています。

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12794543.html

以下、朝日新聞「声」欄より引用
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中学生 石倉太久(静岡県 14)

 バレンタインデーに合わせ、コンビニやスーパーにはラッピングされたチョコレートが並んでいる。誰かにもらえるだろうかという心配もあるが、このごろは売れ残りがどうなるのかも心配だ。

 賞味期限が1年以上先という品は少ないだろうから、来年また売ることはないだろう。まさかラッピングし直してホワイトデーで売ることもないだろうし。

 年末にはお正月用の食料品、その前はクリスマス、その前はハロウィーンの菓子や飲み物。季節のイベントごとに限定商品が店頭に山のように積まれる。

 食品会社や小売店の人たちが、ニーズに合わせて商売するのは分かる。けど、かなりの量が廃棄処分されるかもと想像すると、何か方法はないかと考えてしまう。貧困家庭の子どもに食事を提供する活動がこれだけ報道されているのに、大人たちは真剣に考えているのだろうか。

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