「世界一エコな音楽フェス」
食品ロス削減に特化した、ノルウェーの音楽フェスの記事を拝見しました。
ここでびっくりしたのが、捨てられるはずだった小麦ふすまで作った食器を使っていること。
お皿も、スプーンもフォークも食べられる!
前職では小麦ふすまの製品をいち推ししてただけあって、「小麦ふすま製の食器」が、この記事で最もインパクトありました。
作れるものなら私も作ってみたい・・・
以下、該当部分のみ引用させていただきます。
ノルウェー在住、鐙(あぶみ)麻樹(あさき)さんの記事。Yahoo!JAPANに掲載されたものです。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/abumiasaki/20160824-00061446/
各屋台で使用されている、皿、フォーク、スプーンは、茶色でなにやらデザインが特徴的だ。実は、廃棄されるはずだった小麦ぬか(ふすま)で作られている。ノルウェーにはこのような製造業者はないため、ポーランドのBiotrem 社が手掛けている。
オイヤの緑企画班のリーダーであるイングリ・クレイヴァ・ムッレルさんは、「このお皿、食べられるのよ。あまりおいしくない朝食シリアルみたいな味がするけれどね」と語った。その取材の横で、たまたまランチをしていたノルウェー人カップルはその話を聞き、「え、そうなの!?」と、まじまじと自分たちのお皿を見つめていた。
この取り組みのおかげで、お皿は紙としてゴミ箱に分類されるのはなく、生ごみとして処理される。食べ終わった後に、食器ごと生ごみとして捨てられることは、面倒くささも省く。
今年のフェスのグリーンなテーマが「食品ロスの削減」だ。過去記事でも紹介した、コーヒーの残りかすを石鹸として再利用する「グルーテン」のミッテトさんも、今年はフェス内で大量消費されたコーヒーを回収しにきた。またオスロの都会の中央で「農場」をつくる団体も、生ごみを肥料として再利用するために回収しに来た。
フェス終了後には、どうしても売り切れなかった食品が残りやすい。未開封の食品は、市内のホームレスや貧しい人々のための団体に無料提供される。
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