北海道新聞2016年6月24日付の記事に、群馬県太田市の「フードバンクおおた」が取りあげられています。
全国でも珍しい、行政主導で始めたフードバンク。
館林市のフードバンク北関東を取材されたのがきっかけだそうです。
フードバンク北関東さんには、私もお伺いしたことがあります。
なぜか私のもと勤務先の食品が積んであり、びっくりしました。
来月、群馬県太田市へ取材に行く予定にしています。
市長にお会いできるのが楽しみです。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0285164.html
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以下、北海道新聞 2016年6月24日付、<子どもの食卓>広がるフードバンク 道外の先進地は 佐藤一氏の記事より引用
群馬県南東部にあり、自動車産業が盛んな太田市。全国でも珍しく、行政の単独事業として行う「フードバンクおおた」の活動が3月下旬に始まった。きっかけは、清水聖義(まさよし)市長が同じ県の南東部の館林市のNPO法人による取り組みを見学したこと。「フードバンクは住民の暮らしや命を守るもの。行政のやるべき仕事」と、鶴の一声で実施を決めた。
太田市にはフードバンクを行う民間団体などがなく、行政単独で走り始めた。途切れのない支援をするためには、暮らしに困った人の情報のほか、それを支える人材や施設などを総合的に活用できる強みを生かせると考えたからだ。
2015、16年度で計約2700万円の予算を計上する。旧消防署をフードバンクおおたの事務所に改修。1階には事務所のほか、食料を保管するための冷蔵庫と冷凍庫を備えており、専従職員も3人採用。食料は館林市のNPO法人から無償で提供を受ける。2階も改修中で、お年寄りや子どもらが集う場所を設ける予定だ。
食べ物を届ける先は、ひとり親家庭を対象とする児童扶養手当を受けている世帯、年間所得120万円未満の1人暮らしのお年寄りなどで、太田市には約4200人ほどがいるという。生活保護を申請し、まだ支給されていない人も対象に加える。
支援を望む人にはフードバンクと連携する社会福祉協議会などに相談してもらい、収入や生活の状況を聞き取りしたうえで、支援の対象にするかを判断する。認められれば、その日から食べ物を受け取れる。市によると、80世帯178人を支援しており、このうち18歳未満の子どもは71人に上る。
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以上、引用終わり
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