メディアの報道に対する意見・批判について

下記新聞記事に対する批判をいくつか目にしたので。

1、メディアの報道は報じる人のフィルターを通したもの
事実は一つでも、報じるメディアにより内容が異なるのは当然です。マスメディアで報じられる内容イコール 事実100%なわけがない。受け取る我々がメディアリテラシーを持ち冷静に判断すればいい話です。テレビや新聞の内容をそのまま鵜呑みにする方が稚拙です。

2、メディアへ直接提言する
テレビや新聞など、マスメディアの報道のされ方や表現に明らかな誤りがあるなら、報じたメディアに直接、書面やメールで意見を述べればよいと思います。新聞記事には署名が入るものがあります。テレビも、番組のエンドロールで制作会社や担当ディレクターが紹介されます。

3、当事者意識を持つ
今年1月の廃棄カツ問題で、ダイコーやみのりフーズが悪者扱いされました。彼らが悪いのは当然です。でも、過剰な安価の食品を選び、買う人がいたから、あの変な商売が成り立っていた。商売は、買う人がいて初めて成り立ちます。安過ぎる食品を選ぶ消費者も悪いのです。

報じる記者はその分野の専門家ではありません。素人です。ひるがえって、自分は自分の専門外の分野のことを、詳細に、誤解の一つもなく書けるのか?制限時間の限られた中で、テレビ番組一本分作ることができるのか?15分の報道を作るためにはどれだけの素材を集めなければならないか。

メディアも玉石混合、とは思いますが、専門外の分野について日々報じ続けなければならない記者の立場に自分が立てば、一概に批判ばかりはできないはずです。

福岡県 「売れ残り」貧困の子へ 「偏見助長も」現場危惧
http://mainichi.jp/articles/20160331/k00/00e/040/262000c

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