食品ロス削減のための賞味期限延長と年月表示化

キユーピー(株)がマヨネーズの賞味期限を1年に延長したそうです。

食品ロス削減の観点から、賞味期限延長の動きがあります。これに関しては、2009年1月〜2014年10月までに食品業界全体で1157品目で実施済みです。

一方、賞味期限の年月表示化(日付表示を抜く)実現は209品目に過ぎません。賞味期限3か月以上あるものについては、賞味期限の日付を書かなくてもよい決まりになっていますが、なまじ日付が入っていると、その翌日からロスになってしまいます。

食品業界ではメーカーが前日に納品した賞味期限より一日でも古いと小売店が受け入れてくれない「日付後退品」問題があります。ロスの一因です。日付表示は、メーカーにとって、トレーサビリティの観点から必須ではあると思います。ただ、一般の方でもわかる数字ではなく、関係者だけが分かるアルファベット表記などにすればいかがでしょうか。私のつとめていたケロッグでは、そのようにしています。(スーパーで箱の上部を見てみてください)

食品ロス削減のための商習慣検討ワーキングチーム
http://www.caa.go.jp/adjustments/pdf/150903kaigi.pdf

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160106-00000082-jij-bus_all

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