昨日(2015年6月5日)
J-Waveを聴いていたところ、魚介類など海産物の資源回復をテーマに、東京海洋大学の勝川准教授が語っていらっしゃいました。
その中で「自分が(魚を好きなだけ)消費することで、弱者や未来の人の権利を奪わない」とおっしゃっていた言葉が印象的でした。
魚介類を好きなだけ捕獲してしまうことで、魚の資源が枯渇してしまうことが問題となっています。
日本以外のいくつかの国では、捕獲量を規制することにより、資源回復が実現できてきています。
それらの国でも、当初は漁業関係者からの反対にあったそうですが、世論を動かすことにより、(否が応でも)規制をせざるを得ない動きになった、と。
実際、規制をかけることで、5年ぐらい経った今では、資源回復が実行できると同時に、漁業関係者のメリットにも繋がるというポジティブな成果が出せたそうです。
東京海洋大学の勝川教授がおっしゃった「自分が消費することで、弱者や未来の人の権利を奪わない」という言葉、
私が取り組んでいる「食品ロス」の問題にも共通する部分があると感じ、印象に残りました。
勝川俊雄氏の公式サイト
http://katukawa.com