食事は、毎食、自炊できれば理想的ですね。
とはいえ、そんな理想的な生活をできる人は限られるでしょう。
コンビニで買ってきて済ませたり、外食したり。
それでいいと思います。
大切なのは、「毎食自炊すること」より「食材を選ぶ目を持っていること」です。
拙著「一生太らない生き方」に書いた通り、
頭でわかっていても、実践できていなければ意味がない。
ざっくりでもいいから、実際に行動できているほうがいいのです。
小学生低学年向けに食育授業をするときは、いつも「5色」を食卓に揃えようね、と話しています。
赤
白
黄
緑
黒
の5つ。
見た目そのまんまです。
赤はトマト、にんじんなど。
白は豆腐、ヨーグルトなど。
黄はパプリカ(黄)や卵の黄身など。
緑は法蓮草やブロッコリーなど。
黒は昆布や海苔などの海草類や、しいたけなどのきのこ類、黒ごま、黒豆など。
このうち、
「足りなくなると生活習慣病になりやすい」
2色があります。
どれでしょう?
答えは
緑と黒。
外食のときは緑や黒がとりにくいので、たとえばランチでとれなかったら夕食でとるとか、
月曜日にとれなかったら火曜日にとるなど、
一日の中で、あるいは一週間の中で帳尻あわせる、くらいな感覚で。
「え、そんないい加減でいいの?」
きっちりキチキチでは続かないですよね。
ゆるくても、ざっくりでも、続けることが一番大事。