食品ロス シリーズ(14)食べ物は命をつなぐものであり、精神面の支えでもある

東日本大震災の後、被災地へ食品を持っていったとき、個人宅で避難していた方が「(食べ物を運んできてくれることで)自分は一人じゃないんだと心強かった」と手紙を下さったことがあった。また、被災地の仮設住宅で、ただ訪問するだけでは扉を開けてくれなくても、食べ物を持っていくことで、それがコミュニケーションツールとなり、高齢者の安否確認やコミュニケーションに役に立ったという話も聴いた。

食べ物は、命をつなぐものであると同時にコミュニケーションツールでもあるし、精神的な支えになり得るものでもある。

多大なエネルギーやコストを費やしてつくった食べ物を無駄にすることはやめよう。

食はいのち。

食に携わる者として、生み出された命を無駄にしないよう心がけていきたい。

(食品ロスシリーズ  今回の分は おわり)

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください