義父母への感謝 〜ありがとう〜

私は多くの方に独身者と思われていますが、既婚者です。

Facebookでは、いろんな方が
家族の写真や投稿を楽しんでいます。
家族が了承しておれば、家族の写真や出来事を投稿するのはその人柄が出て、とてもよいと思います。

その一方で、家族は自分の所有物ではなく
違う価値観を持った”他人”だと思っています。
配偶者がプライベートを公開したくない、
という意志であれば
それを尊重したい、と考えています。

昨日、地震がありました。
このまま死んでしまったら
義理の両親への感謝の気持ちを伝えられない・・と思いました。

また、著書「一生太らない生き方」を読んだ義父母が
「お母さんのことは書いてあったけど、
私たちのことは書いてなかったね」と、さみしそうでした。
配偶者のことに触れない、ということは、イコール義父母のことも
書かないことです。そんなことまで頭がまわりませんでした。
さみしい思いをさせて申し訳なかった、という気持ちもあり
ここに書き残しておきます。

結婚する前、長野県北佐久郡北御牧村(現 東御市)の家をたずねました。
2回目の訪問のとき、お酒をちゃんぽんで飲まされ(自ら飲み)、
こたつでひっくり返って介抱されていました。
ふつう、2度目の訪問で、しかも身内でない家となれば遠慮があると思いますが・・・
どれだけ破天荒だったことでしょう。

やはり結婚する前、「夏祭りがあるからおいで」と言われ
一人で訪問し、
村主催のカラオケ大会に出たら特別賞をもらい、
村の人たちから
「ありゃ、誰だい・・」
「○○くんのガールフレンドらしいよ。。。」と
ちょっとした騒ぎになりました。

ほかのときも一人でたずね、
おばあちゃんと義父母の4名で、台所で飲んでいたら
酔って、立った瞬間にぶっ倒れ、
床に音を立てて倒れたこともありました。
そんなふつつか過ぎる嫁なのに、
結婚する前も、した後も、
一人で訪ねても大大歓迎してくれて、
3人でいろんなお酒を飲んで、悩みを話したり昔話を楽しんだりできる。

他の人に話すと
「義理の両親のところに配偶者無しで行くなんてありえない〜」と言われます。
転勤族の子どもとして育ってきた私にとって、
長野という田舎ができたことが嬉しい。
また
実の父親が10代で亡くなっているので、
義理の父ができたことも嬉しい。
結婚前には「嫁姑」戦争っていう言葉に耳年増になっていたけど
義理の母との間にそんな言葉もありません。
遠く離れていても、折に触れてお米や野菜を送ってくれ、
大学院に合格すればお祝いをくださり、
本を出版したとなればまたお祝いしてくださる。
いつもあたたかく迎えてくれるお母さんと思っています。
配偶者が8ヶ月間の世界旅行に行って、留守だった時期は、
手作りのお惣菜を何度も何度も送ってきてくれました。

先月末、初めて著書を出したら、
知り合いや、プールの仲間、親戚など、
ありとあらゆるいろんな人に営業しまくって、
10冊以上、売ってくれています。
地元の図書館にも話して入れてくれたとのこと。

メディアの取材を受けてテレビに出るとなれば、これまた
「うちの嫁が・・・」といって、みんなに宣伝しまわってくれる。
長野市内の仕事があり、
二泊三日で泊めてもらったら、
仕事先まで車で義父母ともども送ってきてくれる。

今回は、今日、新潟県妙高市で講演があるので
前の晩に泊めてもらったら、
駅まで迎えに来てくれて、
そのあと近くの温泉に連れていってくれ、
義母と一緒に温泉につかりながら話をし、
そして3人でお祝い会(晩餐)となりました。

こんなにも良くしてくれる、
こんなにも嫁によくしてくれる義理の両親。
自慢であり、誇りであり、大好きです。
私にとっては世界一の義父母です。

こんな二人に出逢えたこと、
ご縁をいただけたことが、とても幸せです。
感謝しています。
ありがとうございます。

男女とも日本一長寿の長野県で、
いつまでもいつまでも長生きしてください。

(写真はきのうの晩ご飯。さすが長野の農家、野菜が多い。
ヤーコンのサラダ、いなごの佃煮、私の大好物のお寿司など)

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