今朝、2014年5月26日付の朝日新聞の投書欄「声」に、14歳の男の子から投書がありました。
小学校3年間をカタールで過ごし、その間、レポートで参考にした書籍など(=出典)をきちんと細かく書くよう、先生から指示があったとのこと。
タイトル、著者、発行日、サイトなら最終更新日など。
参考文献をきちんと書かないと高い評価が得られず、場合によっては「未提出」とされたそうです。
コピー&ペーストなどもってのほか。
ところが、日本に帰国したところ、先生からはそのような指示がなかったそうです。
彼は、この自分の体験を通し、「小学校のうちから参考文献を書くようにすれば、それが習慣になるし、参考にした文献の著者を尊重することにもつながる」と提案しています。
素晴らしいですね。
ところで、稲盛和夫さんの著書「生き方」は、2004年に発行されて以来、版を重ねています。
私の持っているもので、2007年に「40刷」。
このように、何度も読まれる本を書きたいです。いつか・・・
同じ稲盛さんが書かれた本で、中学生向けなのですが、「君の思いは必ず実現する」も、素晴らしい本です。
稲盛さんが若かりし頃、最初に入った会社の研究室で、来る日も来る日も実験器具を洗っていて、
「こんなことではダメになる・・・」
という思いを持ちつつも、
「いまやっている地味な一歩一歩の積み上げは、シャクトリ虫のような歩みではあるけれど、いつしか大きな成果を生むはずだ」と信じて、やっていったそうです。
辞めたい、辞めたい、と思う一方で、「いや、これは大きな成果の一歩なんだ」と自分に言い聞かせて、積み上げていく。
仕事をはじめたばかりで、辞めたいと思っている人にも読んでいただきたい本です。
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