講演の目的の一つは、聴いた人の人生がより良くなることだと考えている。
今年一年間で、これまで44回以上の講演の機会を頂いてきた。
まだ会社員だった頃の年間最高講演回数が42回。
年間52週とすると、ほぼ毎週、講演している計算になる。
良いこともある半面、時間と体力を消費する、のどを痛める(医師の方によれば、女性は男性より喉が弱い)など、このままこのやり方で本当によいのだろうか。と考えることが少なくなかった。
企画する幹事の方は熱心でも、聴講者の中に「やらされ感」満載の方がいると、居眠りしたり私語をしたりで、せっかく時間を作っても、精神的な疲弊を感じることも多くあった。
講演をすることによるPros/Consを書き出してみたものの、ほぼ同じくらいの数が出て、結論には至らず。
でも、中には私の講演がきっかけとなり、青年海外協力隊員になって海外へ行った方や、ボランティアに参加した方、転職した方など、聴いた方の意識改革や行動の変化に繋がったケースもある。
自分自身の学びにもなっている。
いつかは、やめるときがくるかもしれない。
でも「誰かの人生がより良くなる」「自分の学び」という要素がある限り、もう少し続けてみようか・・と考え、悩んでいる。