昨日11月17日の東京都日野市議会での「フードロス」講演に続き、今回で3回目となる、渋谷教育学園幕張高等学校(千葉県)でのSGH(スーパー・グローバル・ハイスクール)講演で、高等学校一年生360名に、食のキャリアと食品ロスについてお話ししました。かなり盛りだくさんですが、前半で食のキャリアについて、後半で食品ロスについてのお話です。
クイズの答え合わせが済むたびドッと歓声が沸き起こり、質疑応答の質問の質も高く、お話しし甲斐がありました。
キャリアのパートについては、特に女子生徒さんに参考になった、と、ご担当の先生からコメントがあったと伺いました。
本日、生徒の皆さんから出された質問としては、次のようなものがありました。
Q アメリカのフードバンクでは、(寄贈企業に対する)免責制度や、寄付することによる税制優遇があり、かなり発達しているようだが、日本ではそのような法整備ができる動きはあるのか?
Q 日本のスーパーマーケットの中で、フードバンクに協力している企業は、何社くらいあるのか?
Q 賞味期限表示を、年月日表示から年月表示に変更することにより、トレーサビリティ(追跡可能性)はどのように確保するのか?
Q フードドライブでは、食の安全性をどのように担保するのか?
Q 国連は、昆虫食をタンパク源として推奨しているとのことだが、お勧めの昆虫食や、栄養価の高い昆虫というのはあるのか?
Q 教育やSDGsなど、国はもっと力を入れて法整備などを整えていくべきではないのか?
2年前に講演を企画して呼んでくださったYuika Ukaiさん、Ukaiさんに私を紹介してくれたJaki Tagubaseさん、拙著『賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか』と自己紹介マンガ「イデルミ物語」を全10クラスに導入してくださった教頭先生、ありがとうございました。Lecture on food loss
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