東京大学大学院日記(37)

2013年6月1日土曜日、エグゼクティブ・プログラム。

国歌から見た20世紀のロシア戦争と革命の世紀。

前職で販売元だった企業、味の素株式会社の話が質疑応答の中で出てきた。

1990年代に、ロシアでアミノ酸研究を進めていた研究機構を、味の素が買収したとのこと。

これにより、今の味の素の基幹事業の一つであるアミノ酸での売上に寄与しているとのこと。

調べてみると、1990年代にロシアの通貨が暴落した際、海外の企業はこぞって、世界レベルのロシアの企業を買収にかかったが、日本企業の多くは帰国してしまったとのこと。

その中で、味の素が唯一、ロシアの企業を買収したとのこと。

戦略性と先見の明があったということだろう。

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